まえがき(自分に起こったこと)

色々なウェブブラウザを使用していますが、その一つにFirefoxがあります。
Firefoxを使用していた理由には色々ありましたが、バージョンアップする度に改悪され、今では“ドメイン毎の画像ブロック機能があるから”。それただ唯一の理由となってしまいました。
しかしこの機能をたいへん重視しているので、なかなかFirefoxを手放せませんでした。

画像をブロック

Firefox71まで存在したドメイン毎の画像ブロック機能

Firefoxをバージョンアップして72にしたところ、いつも見ているサイトの表示がどうもおかしい。画像が多い。
情報を見て見ると画像をブロックするチェックボックスがなくなっていました。

バグかな?と思って調べてみると、なんとバージョン72から画像のブロック機能が削除されてしまったことがわかりました。

https://www.mozilla.org/en-US/firefox/72.0/releasenotes/

Changed

Support for blocking images from individual domains has been removed from Firefox, because of low usage and poor user experience.

仕方が無いので71に戻すことにしました。

旧バージョンの入手

以前のバージョンに戻すには、下記ページからインストーラーを入手することが出来ます。
https://support.mozilla.org/ja/kb/install-older-version-of-firefox

更に古いバージョンや、OS等を細かく探したい場合は、下記サイトにアクセスします。
https://ftp.mozilla.org/pub/firefox/releases/

旧バージョンのインストーラーを入手したらあとはインストールするだけなのですが……。

新しいプロファイルを作成しろと言われてしまう

古いバージョンをインストール後にFirefoxを起動するとプロファイルを作成するよう促され、作成しないとFirefoxを起動することが出来なくなってしまいました。

設定ファイルを書き換える

設定ファイルを書き換えることで今まで使用していたプロファイルを使用しつつ、古いバージョンのFirefoxを起動することが可能になります。

C:\Users\(Windowsアカウント)\AppData\Roaming\Mozilla\Firefox\Profiles\(プロファイル).default\

このフォルダーの中にある「compatibility.ini」をテキスト(メモ帳など)で開きます。

LastVersion=」とある右部分を、起動したいブラウザのバージョン以下の数字にします。
今回は、バージョン71に戻したので「LastVersion=71」として上書き保存しました。

あとは普通にFirefoxを起動すれば、通常通りに開くことが出来ました。

あとがき(余談)

しばらくはバージョン71のまま利用するつもりですが、画像ブロック機能がFirefoxを使う唯一の理由なので、近い内にFirefoxとはお別れのときが来そうです。

0. はじめに

内容はかなり端折っています。
初級者の方が見ながら実行すれば解決するというものでは無く、ある程度知識がある方が見ないとわからない内容となっています。
どのような人がターゲットかというと「私」です。
Windows10のPCは家族含めて何台もあるのですが、どれもこれも1度はトラブってうんざり。
何故こんなにもWindows10はトラブルが多いのか……。
そんな私のためのメモでもあります。
なお、環境はUEFI、GPT(MBRではない)を前提としています。

2023年5月17日追記:
まずは長時間放置も試してください。

1. セーフモードで(が)起動するとき

セーフモードで起動させ、コマンド(管理者)を実行。

chkdsk システムドライブ: /f /r
chkdsk システムドライブ: /b /x ※最近は専らこちらのオプションを使用(2021/03/03)
sfc /scannow
dism /online /cleanup-image /restorehealth

Windows Update後にドラブったときは、最新のUpdateを削除。
ソフトの場合はソフトを削除。

2. セーフモードで(が)起動できないとき

2-1. セットアップディスクの用意

当該バージョンのDVDを用意してDVDブート(USBでも可)。

最新以外のバージョンのISOは下記サイトからダウンロード可能。
https://tb.rg-adguard.net/public.php

2-2. 修復メニューの表示

「今すぐインストール」ボタンのある画面の左下の「コンピューターを修復する」を選択。
オプションの選択で「トラブルシューティング」を選択。

2-3. スタートアップの修復

詳細オプションの「スタートアップの修復」を実行。
多くのサイトでは2~3回実行すると書かれているが、うちでは複数PC合わせて100回は実行してきたが一度たりとも修復出来た試しは無い。
つまり「修復できませんでした」のいつもの文字を見るために実行する。

2-4. システムの復元

詳細オプションの「システムの復元」を実行。
復元ポイントに戻す。

グラフィックドライバーの更新後に起動しなくなったときは、これで直ったことがある。
ただ、多くの場合は直らなかったり、そもそも復元ポイントを作成していなかったりと、使えないことが多かった。

2-5. 更新プログラムのアンインストール

詳細オプションの「更新プログラムのアンインストール」を実行。
Windows Updateが原因で起動しなくなったときは有効かもしれない。
ただ、うちではUpdate後にトラブったときに、そもそもこのメニューが出てこなかったので、これを使って直ったことは無い。

2-6. コマンドプロンプト

詳細オプションの「コマンド プロンプト」を実行。
(ほとんどのトラブルはコマンドで直してきた。)

2-6-1. Windowsブート領域の修復

ブート領域はドライブレターが割り振られていないので、ドライブレターを設定する。

diskpart
list volume
「FAT32」のボリュームを見付けて番号を覚えておく(この番号は後でも使う)
select volume 番号
assign letter z(←ドライブレターは空いているものならなんでも良い)
※ドライブレターは、再起動後は再設定が必要。(毎回消えます。)
exit

cd /d z:\efi\microsoft\boot
del bcd
※多くのサイトでは「ren bcd bcd.bak」などでバックアップを取っているけれど、うちでは役に立ったことは無いので消している。
bootrec /rebuilbcd
→ ここでWindowsの認識数が1(以上)ではないときは、手順2-6-2.へ。
bootrec /fixboot
→ うちではお約束の如く「アクセスが拒否されました」と表示される。(もちろんそれではダメ)
bcdboot システムドライブ:\windows /l ja-JP /s z: /f all
※ システムドライブは、Windows10上ではCドライブ(C:\Windows)と表示されていても、この画面ではまったく別のドライブレターだったりする。

2-6-2. システムドライブのドライブレターの見つけ方

うちでは10個ぐらいドライブ(レター)があるPCでトラブったりもしていて、そんなときはひたすら探すしかない。

diskpart
list volume
ここでだいたいの目星を付ける。
exit

あとは
dir
コマンドを実行して、フォルダー構成がそれっぽいドライブを探す。

2-6-3. ブート領域のフォーマット

「bootrec /rebuilbcd」や「bootrec /fixboot」が上手く行かないときはフォーマットする。

format z: /fs:fat32

もう一度2-6-1.の後半のコマンドを実行してbcdを作成する。

bootrec /rebuilbcd
bootrec /fixboot
bcdboot システムドライブ:\windows /l ja-JP /s z: /f all

で、ここで油断してはいけない。
bcdファイルを編集する(必要があることがある)。

アクセス権の変更。

attrib z:\efi\microsoft\boot\bcd -h -r -s

bcdの内容を表示する。

bcdedit

「Windows ブート マネージャー」欄の「device」を確認すると……「partition=Z:」になっている。(なっていない場合は以降は不要)
「Z:」って自分で勝手に付けたドライブレターだから、再起動すると認識出来なくなってしまうかもしれない。
なので、書き換える。

bcdedit /set (identifierの内容({~}のこと。「{」や「}」も必要)) device "partition=\Device\HarddiskVolume(番号)"

※番号は、2-6-1.の手順で覚えた番号。「bcdedit /set {abcd-efgh} device “partition=\Device\HarddiskVolume15″」みたいな感じになる。

もう一度bcdの内容を表示して、正しく書き換わっていることの確認。

bcdedit

【補足】
「Windows ブート ローダー」欄のドライブレターが「C:」になっていないのは問題無し。
上記で確認したシステムドライブのドライブレターであればOK。

2-6-4. Windowsの修復

ブート領域を修復してもWindows自体が壊れている場合は起動しないので、Windowsを修復する。

ディスクのエラーチェック。

chkdsk システムドライブ: /f /r
chkdsk システムドライブ: /b /x ※最近は専らこちらのオプションを使用(2021/03/03)

システムファイルの修復。

sfc /scannow
だとエラーになるので
sfc /scannow /offbootdir=システムドライブ: /offwindir=Windowsドライブ:\Windows

※なお、うちのPCはすべてシステムドライブとWindowsドライブは同じ。
※ドライブレターは上記で確認したドライブレター(つまり「C:」とは限らない)。

続けて。

dism /online /cleanup-image /restorehealth
だとエラーになるので
dism /image:システムドライブ /cleanup-image /restorehealth /source:esd:DVDドライブ:\sources\install.esd:インデックス番号 /limitaccess
もしくは
dism /image:システムドライブ /cleanup-image /restorehealth /source:wim:DVDドライブ:\sources\install.wim:インデックス番号 /limitaccess
(詳細は後述)

2-6-4-2. DISMコマンド実行の準備

前述で、
dism /image:システムドライブ /cleanup-image /restorehealth /source:esd:DVDドライブ:\sources\install.esd:インデックス番号 /limitaccess
もしくは
dism /image:システムドライブ /cleanup-image /restorehealth /source:wim:DVDドライブ:\sources\install.wim:インデックス番号 /limitaccess
と書いたが、実行する前に情報を集めておく必要がある。

・セットアップディスクの入ったDVD(USB)ドライブのドライブレター
・ESDまたはWIMファイルの在処
・ESDファイルなのかWIMファイルなのか
・インデックス番号

まず、DVDドライブのドライブレターは、システムドライブを探した要領で、ドライブレターを見付けておく。

次に、ESDまたはWIMファイルの在処は、だいたいは「DVD(またはUSB)ドライブ:\sources\」に「install.esd」または「install.wim」が存在する。
たまに別の場所にあること(フォルダーの階層が深い場合)もあるので、注意が必要。

存在するファイルは「install.esd」または「install.wim」のどちらか1つ。
「/source:esd:」または「/source:wim:」と、オプションコマンドが異なってくるので、拡張子は覚えておくこと。

インデックス番号は、当該Windowsエディションの番号。
番号は世界で決まっているわけでは無いので、セットアップディスクごとに調べる必要がある。
例えば、修復しようとしているWindows10が「Pro」なら、Proの番号を控える。

dism /get-imageinfo /imagefile:DVDドライブ:\sources\install.esd
または
dism /get-imageinfo /imagefile:DVDドライブ:\sources\install.wim

【補足】
「/limitaccess」は上書きや削除などを防ぐためのオプションコマンド。
DVDなら書き換えられることは無いので不要だが、USBの場合は必須。
実際、USBでやらかしてinstall.wimが消えたことがあった。

2-6-5. ドライバの削除

上記の手順までで9割の事象は解決してきたが、解決出来なかった場合もあった。
その際は不要なOEMドライバを削除することで解決できた。

ドライバの一覧を表示する。

dism /image:システムドライブ:\ /get-drivers

数が多くて表示が流れてしまう場合はmoreコマンドを使うと良いかも。

dism /image:システムドライブ:\ /get-drivers | more

怪しいドライバの目星が付いたら削除する。

dism /image:システムドライブ:\ /remove-driver /driver:oemxx.inf

※複数同時削除も可能
dism /image:システムドライブ:\ /remove-driver /driver:oemxx.inf /driver:oemxx.inf

3.最後に

うちではここまでしたらほぼどのPCも復旧することができました。
(1つだけ復旧できず、Windows10をアップグレードインストールしたPCもありましたが。)

ただ、1回では起動しないことがあります。
うちでは、起動せず「0xc0000001」だの「0xc000000e」だののエラーが出ていたPCが、ここまでの手順を実行したら、やはり起動はしないものの「0xc0000098」に変化し、その後にもう一度PCを起動してみると正常にWindows10が起動した例がありました。

Windows10が正常に起動したあとは、念のために下記のコマンドを実行しておくと良いです。

chkdsk システムドライブ: /f /r
chkdsk システムドライブ: /b /x ※最近は専らこちらのオプションを使用(2021/03/03)
sfc /scannow
dism /online /cleanup-image /restorehealth

また、復元ポイントも作成し、高速スタートアップはオフにした上で、再起動させて問題無く起動することを確認しておくと良い思います。

※2021/03/03 CHKDSKのオプションを変更、一部誤字を訂正(ceanup → cleanup)

MCEditの使い方を検索したら色々な記事が出てくるのですが、どれも自分の見ている画面と何か違うので、記事にまとめておきます。(まとめるという程でもありませんが。)

まえがき(自分に起こったこと)

マインクラフトをプレイ中にPCがフリーズ。
PCを起動し直してマイクラのセーブをロードしてみたところ直前の状態で復帰できたのですが……。

ん?何か変な場所がある!
1チャンク、せり上がっている土地がありました。

FillやCloneコマンドで直すしかないかと思いながら、どのぐらいせり上がったのかスペクテイターモードで確認していたところ、良く見るとせり上がっているだけではなく回転している!
このままブロックを下げても川が流れない!!
どうしよう……。

Switchでは時々チャンク抜けをして困っていたので色々と検索したことがあるのですが、その時に見た「PC版では直すツールがある」ということを思い出しました。

MCEditというソフトを使う

下記サイトにアクセスし、ソフトをダウンロードします。
https://www.mcedit.net/

1.7~1.11サポートと記載されていて不安だったのですが、結論を言うとバージョン1.12(1.12.2)でも問題無く使えました。

Delete Chunksするだけ

セーブを読み込んで編集(Edit)画面にしたら、修正(削除、再生成)したいチャンク内の適当なブロックを選択(Select)します。
左メニューにある「Inspect Chunk」でチャンクの境界線を表示するとわかり易いかと思います。

画面上部のメニューバーの「Chunk」から「Delete Chunks」を選択して削除します。

削除するとチャンクが抜けた状態になるので、このまま保存(Save)してMCeditを終了します。

Minecraftのプレイを再開すると、自動的にチャンクが再生成されて直りました。

修正前

修正後

良く見ると、奥(右上)の川のチャンクも微妙に変になっていますね。
あとで直しておこう。

マインクラフトで遊び初めてそれなりに経ちプレイ時間も結構な感じですが、今まで二階建て線路や前後左右での交差はしたものの単線でしか作ってきませんでした。
ところが今回ちょっとワケあって初めて複線(というか単線×2線ですが)の形でレールを敷設しました。

両端ともいずれは単線毎に分岐する形にする予定。
途中で線路切り替えのポイントを設けたい。
下記画像のような渡り線を設置したいと考えました。

けれどマイクラではポイント切り替え(レバーでの切り替え)では直進できない(左右のどちらかに進むことになる)ので画像のような渡り線は実現できない。
立体交差させれば調べずとも実現できそうだけど、高架だから出来れば平面で切り替えられるようにしたい。(立体交差のブロック配置作業が面倒臭い。)
簡単そうに見えるけど下手に配線するとUターンしてしまうかもしれないので、「マイクラ レール 平面交差」などでインターネット検索してみました。
しかし、検索ワードが悪いのかまったくヒットしませんでした。(すぐに出てくると思っていたので少し戸惑い。)

ということで、自分で考えてレールを設置してみたので、敷設したレールのスクリーンショット画像を貼って紹介します。

目指したもの

  • 平面交差にすること(立体交差にしないこと)
  • レバーのON/OFFによらずUターンにはならないこと
  • レバーの操作回数は極力減らすこと

実現できたもの

  • 平面交差(というより分岐ですが)
  • Uターンにはならない
  • どこから来て何処へ進んでもレバー操作回数は1回だけ

【注意】

画像の敷設レールにはミスがあります。
今回の交差とは関係無い部分ですが、左端(3枚目の画像では上)に写っているディテクターレールの位置は正しくありません。
普通のレールを挟んで更に1ブロック以上左側にずらす必要があります。
画像の状態だと、左下のディテクターレールを通過した際にレッドストーン信号でレールの向きが切り替わってしまいます。

【補足】

レッドストーントーチ(レッドストーンたいまつ)とその隣のパワードレールは不要です。(普通のレールで構いません。)
加速させたかったため設置したものです。

画像だとレバーが見えづらいですが、配置しているレバー個数は中央の2つだけです。

画像の環境はPC/Mac版(Java Edition)のVersion 1.12.2ですが、エディションやバージョン関係無く設置出来るかと思います。

まえがき(自分語り)

グラボやオンボード含めてPCには複数のモニタを繋いでいるのですが、発色は結構違いがあって気になっていました。
メインディスプレイだけはカラー調整していたのですが、最近は時々初期化されてしまったり、もっと細かく見直したいという気持ちもあって、全モニタのカラーを調整することにしました。

カラー調整するにあたって、テレビの放送後や試験信号発出のときに出てくるようなカラーバー画像を各モニタに表示させて調整できたらいいなと思ってネット検索。
しかし、思うような画像が意外と無い。

  • サイズが小さい(FHDではない)
  • 透かしやロゴが入っている
  • 色が濁っている(原色が欲しい)
  • JPEG圧縮(再圧縮)したかのような濁りや滲みがある

というわけで、自分で画像を作ることにしました。

カラーバー画像(規定無視な適当画像)

カラーバー画像の各色のサイズ比率や配色はどうやら既定がありそうです。(無いかもしれません。)
しかし、この画像はまったく無視して適当に作りました。
色も、昔のWindowsのペイントソフトのパレットにあった系統の色で作りました。
(こういう色のカラーバーが欲しかったため。)

適当カラーバー画像1

さらに、自分が欲しかった色を加えたのが下記の画像です。
(上記の画像は、一般的な配色に寄せたものです。)

適当カラーバー画像2

可逆圧縮のPNGで作ったので劣化はありません。
サイズはフルハイビジョン(1920×1080)です。
ロゴも何も入れていません。
改変も自由です。
必要な方が居たら自由に使って構いません。

※【注意】ポイント付与の仕組みや還元率等については投稿当時(2017年6月)の内容です。現在は異なる可能性があります。

一応地域ネタです。
埼玉県和光市在住なのですが、和光市内にはサミットストア、ウエルシア、ローソンが存在します。
よって、和光市に存在するこの3つについて取り上げてみました。

サミットストアではSuica払いでポイントカードよりも3倍もお得に

サミットストアには「サミットポイントカード」というポイントカードが存在します。
200円で1ポイント付与され、1ポイント1円として使用できます。
よって還元率は0.5%になります。

このポイントカードはクレジットカードや電子マネーで支払う際にはポイントが付きません。
よってSuicaで支払った場合はポイントは何も付きません。

しかし、Suicaでは、VIEWカードというクレジットカードでSuicaにチャージすると1.5%還元されます。
VIEWカードのポイント還元率は0.5%なのですが、Suicaへのチャージは3倍となるため1.5%になります。

よって、ポイントカード(0.5%)よりもSuica払い(1.5%)のほうが3倍もお得になります。

ビューカードとSuicaオートチャージについて

VIEWカードには入会金・年会費無料(※)のカードも存在します。
(※年1回以上のカード利用があることなどの条件を達成した場合に無料になります。)
オートチャージ設定しておけば駅の改札を通ったときに自動でチャージしてくれますので、いちいち手動でチャージしなくて済みます。

Suica一体型のVIEWカードでも、VIEWカード(クレジットカード)+個別のSuicaカードの組み合わせでも、リンク設定しておけばオートチャージが設定できます。
また、おサイフケータイ対応の携帯電話をお持ちの場合、モバイルSuicaアプリを入れてオートチャージ設定することができます。

VIEWカードもSuicaもJR東日本やその子会社が発行しているものになります。
和光市民ですと、和光市駅(東武鉄道管轄駅)、西高島平駅(都営)、成増駅(東武)、地下鉄成増駅(東京メトロ)、光が丘駅(都営)を利用し、JR線を使わない方もいるかと思います。
東武、メトロ、都営の改札を通った場合でもSuicaで改札を通ればオートチャージはされますので、JRを利用していなくても大丈夫です。

PASMOはどうなのか?

PASMOでも、鉄道各社がPASMO一体型クレジットカードを出しており、PASMOへのチャージでもポイントが付くクレジットカードがいくつもあります。
しかし、その還元率は多くは0.5%だったり、年会費が掛かったりと、VIEWカード+Suicaの組み合わせには敵わないようです。

ウエルシアではWAON払いで更にお得なパターン

ウエルシアではTカードが利用できます。
100円に1ポイントで、1ポイント1円相当ですので、1%の還元になります。

ウエルシアの嬉しいところは、電子マネー払いでもTカードが利用できる点です。
上記のサミットストアの例のようにSuicaで支払えば、Tカードの1%+Suicaの1.5%で、2.5%も還元されることになります。

WAON+イオンカードセレクトでもお得になる

WAONで支払うと200円に付き1ポイント、1ポイント=1円の価値ですので、還元率は0.5%になります。
Tカードのポイント還元率0.5%と合わせると1%となり、Tカード+Suicaの2.5%には敵いません。

しかし、イオンカードセレクト(※イオンカードではありません)では、WAONへのチャージ時もクレジットカードのポイントを得ることが出来ます。
その還元率は通常0.5%なのですが、下記の条件を満たすと1.5%になります。

  • 過去半年間に50万円以上イオンカードセレクトを利用していること
  • 5日・15日・25日のいずれかの日にイオンカードセレクトでWAONにチャージを行うこと

すると、Tカード 1%+WAON 0.5%+WAONチャージ 1.5%で、3%もの還元になります。

イオンカードセレクトの発行にはイオン銀行口座を開設することが必須となっていますが、年会費は無料です。
イオンカードセレクトでは、イオン銀行の普通預金金利が0.1%も上乗せされ、現時点ですと通常0.02%の金利が0.12%にもなります。
普通預金でこの金利は他の銀行ではあり得ない高さです。
イオン系列で良く買い物をする方は、イオンカードセレクトを持って、WAONにチャージするというのも手だと思います。

余談:
私の場合はTカード 1%+WAON 0.5%+WAONチャージ 0.5%で、2%の還元です。
よって、Suica払いのほうがお得なのですが、この記事を書くまでそのことに気付かず、ずっとWAONで支払っていました……。

ローソンではローソンPontaクレジットカードでポイント2倍

ローソンでは100円に付き1ポイントのPontaポイントが貯められます。
しかし、ローソンPontaクレジットカードで支払うとポイント付与が2倍になります。
よって、100円で2ポイントも付きます。

ローソンPontaカードの年会費は無料なので、単なるポイントカードであるPontaカードを持つよりも、ローソンPontaカードを持った方がお得です。

還元率が実質2倍も3倍にも

Pontaポイントは支払に使ってしまうと、1ポイント=1円にしかなりません。
しかし、ローソンに設置されたLoppiという端末で「お試し引換券」というものを発行すると、ポイントでお得に商品を手に入れることができます。

お試し引換券を利用するには、ローソンIDというものを登録しなければなりません。
ローソンIDは、通常のPontaカード(ポイントカード)でもローソンPontaカード(クレジットカード)でもPontaカードを持っていれば登録出来ます。
登録手続きが完了したあと、PontaカードをLoppiでスキャンさせてみてください。「お試し引換券」というメニューが出てくると思います。

お試し引換券が発行されている商品は限られており、また発行数量限定のものもありますし、自分自身が1日に使用できる引換券の数にも制限があります。
それでも、例えば100円で売られている商品が50ポイントや、更にお得な場合は30ポイントで引き換えられる場合もあります。30円相当で手に入ってしまうというわけです。

ローソンPontaカード+お試し引換券でお得に色々なものを手に入れることが出来ます。

アニメ「月がきれい」。
面白かたっというわけでもなく、むしろストレスフルな内容だったのに最終回まで見てしまいました。
しかし、最終回でも鉄道路線の不自然さを感じてなりませんでした。

以前に、後楽園からの帰路がおかしいとの話題を出しましたが、本川越駅(西武新宿線)や川越市駅(東武東上線)を中心とした範囲に暮らしているのではないかと推測しました。
しかし、最終回で茜は千葉県の市川に向かうにあたって、川越駅からJR川越線(川越(東)線)に乗車して市川に向かうのです。

JR川越駅から川越(東)線に乗車する

茜が乗車する川越線を見送る

川越駅は東武東上線の駅でもある

なぜ本川越駅や川越市駅ではなく、最終回は川越駅なのか?
それも疑問に感じるところではあるのですが、何らかの事情によって“川越駅を利用すること”が理にかなっているとしましょう。
しかし、川越駅から乗車できる鉄道はJR川越線だけではなく、東武東上線も利用できるのです。それもすべての優等列車が停車する、東武東上線に取っては池袋に次ぐ主要駅です。

川越線では一般的に遠回りで時間が掛かり運賃も高い

JRの運賃は高いですよね。負けず劣らず東武鉄道の運賃も高いです。しかし、JRは遠回りとなるのでその分運賃が高くなります。

JR川越線は川越駅で東西に分断されて、東西を直通する列車はありません。
茜が乗車した車両は川越駅から東側を走る川越線の車両(JR埼京線でも使用している車両)で、川越駅を出発した車両は大宮駅に向かいます。大宮駅までが川越線で、その後JR埼京線へと直通し、池袋、新宿、渋谷などの山手線の西側方面へとこの車両は向かいます。
川越駅から池袋駅へはまっすぐ向かうのではなく、一旦大宮駅に出ることになりますから、東上線に比べて遠回りになります。

一方で東武東上線は、おおよそ川越街道に沿う形で遠回りせずに池袋駅へ向かいます。
よって、山手線方面に出るのであれば東武東上線を利用するのが妥当です。

市川駅へ向かうとしたら

市川駅に向かう方法は様々あります。
その中でJR川越線に乗車して市川駅に向かう方法もあるにはあるのですが、メリットが見当たりません。

●東上線→丸ノ内線→中央総武緩行線
3社線:乗り換え2回、約1時間15分、874円(ICの場合)

●東上線(直通)有楽町線→中央総武緩行線
3社線:乗り換え1回、約1時間20分、847円(ICの場合)

●東上線→山手線→中央総武緩行線
2社線:乗り換え2回、約1時間20分、851円(ICの場合)

●川越線(直通)埼京線→中央総武緩行線
1社線:乗り換え1回、約1時間40分、972円(ICの場合)※きっぷ970円

●川越線(直通)埼京線→中央線快速→中央総武緩行線
1社線:乗り換え2回、約1時間25分、972円(ICの場合)※きっぷ970円

●川越線→高崎線→山手線→中央総武緩行線
1社線:乗り換え1回、約1時間25分、972円(ICの場合)※きっぷ970円

●川越線→京浜東北線→中央総武緩行線
1社線:乗り換え2回、約1時間40分、972円(ICの場合)※きっぷ970円

市川市であって市川駅では無かった場合は?

「市川」といっても「市川駅」とは限りません。千葉県市川市には数々の鉄道駅が存在しています。

もし市川真間や鬼越といった京成電鉄の駅を目指していたとしたら?

東武東上線で池袋駅に出て、JR山手線に乗り換えて日暮里駅を目指し、日暮里駅の連絡改札から京成電鉄本線に乗り換えるのが妥当でしょう。

川越から日暮里までの時間と運賃:

●東上線→山手線
乗り換え2回、約50分、628円(ICの場合)

●川越線→京浜東北線(赤羽乗り換え)
乗り換え1回、約60分、756円(ICの場合)

もし本八幡を目指していたら?

東武東上線は東京メトロ有楽町線に直通していますので、有楽町線の市ヶ谷駅を目指し、都営新宿線で本八幡まで目指すのが妥当でしょう。

●東上線(直通)有楽町線→都営新宿線
3社線:乗り換え1回、約1時間30分、783円(ICの場合)

●東上線→丸ノ内線→中央総武緩行線
3社線:乗り換え2回、約1時間20分、960円(ICの場合)

●川越線→京浜東北線→中央総武緩行線
1社線:乗り換え2回、約1時間40分、1144円(ICの場合)※きっぷ1140円

●川越線→上野東京ライン→山手線→中央総武緩行線
1社線:乗り換え3回、約1時間30分、1144円(ICの場合)※きっぷ1140円

もし妙典などの東西線の駅を目指していたとしたら?

東武東上線は東京メトロ有楽町線に直通していますので、有楽町線の飯田橋を目指し、東西線に乗り換えるのが妥当でしょう。

妙典までの時間と運賃:

●東上線(直通)有楽町線→東西線
2社線:乗り換え1回、約1時間30分、616円(ICの場合)

●川越線→上野東京ライン→銀座線→東西線
2社線:乗り換え3回、約1時間35分、993円(ICの場合)

●川越線→高崎線/宇都宮線(東北本線)→日比谷線→東西線
2社線:乗り換え3回、約1時間40分、993円(ICの場合)

もし市川塩浜などの京葉線の駅を目指していたとしたら?

市川塩浜までの時間と運賃:

●東上線(直通)有楽町線→京葉線
3社線:乗り換え1回、約1時間25分、832円(ICの場合)

●東上線→武蔵野線(直通)京葉線
2社線:乗り換え1回、約1時間25分、1046円(ICの場合)

●川越線(直通)埼京線→武蔵野線(直通)京葉線
1社線:乗り換え1回、約1時間45分、1144円(ICの場合)※きっぷ1140円

●川越線→上野東京ライン→京葉線線
1社線:乗り換え2回(※)、約1時間40分、1144円(ICの場合)※きっぷ1140円
※ただし、東京駅での乗り換え距離がとても長い

まとめ

どれをとってもJRを使う理由は無く、川越駅から乗車するなら東上線に乗車した方が合理的だと言えます。
後楽園の帰りに西武線の乗車シーンを描いたのもそうですが、あえて東上線を出さないようにしているようにしか思えません。
何か大人の事情があるとしか思えませんね。
嫌だなぁそういうの。

ちなみにJR川越線はJRになる以前に西武鉄道の路線廃止に影響を与えた歴史があるそうなので、両方描いたことは平等とも言えます。
しかしながらそんな西武鉄道とJR川越線は描いておいて、どちら(第7話、最終回)も合理的である東武東上本線は描かないのはやはり不自然としか思えないですね。

※2020/01/31括弧書きを追記

今期、「月がきれい」というアニメが放送されていますが、埼玉県川越市が舞台のオリジナルアニメ(原作コミックや原作小説が存在しないアニメ)ということで視聴してみました。
和光市から川越市内へは電車1本で/車などで川越街道を走れば行くことが出来る近場の観光地。また、都内から「川越市行き」の列車に乗って帰宅することもあるため、私たち和光市民にとっても「川越」は馴染みのある地名です。

ちなみに川越が舞台のアニメではありますが、テレ玉(埼玉県の地域テレビ局)では放送されていないようです。
東京MXテレビ(東京都の地域テレビ局)やBS11(全国放送の衛星テレビ局)、または動画配信サイトで視聴することが出来ます。

視聴して感じた疑問

未視聴者には少しネタバレですみません。
第7話(放送8回目)では後楽園からの帰途につくシーンが描かれていますが、このシーンのとある部分に疑問を持ってしまいました。
西武鉄道車両に乗車しているのはおかしくはないか?と。

第7話(放送8回目)での帰りの電車内

どこまで帰るのか?

後楽園駅から何駅まで向かうのか?それによっては西武鉄道の車両に乗ることもおかしくはありません。
第6話(放送6回目)を見ると、安曇小太郎が出版社に出向く際に西武新宿線の「本川越駅」から乗車しているシーンが描かれています。
つまり、自宅最寄りの西武鉄道の駅は「本川越駅」であると考えられます。
登場人物の生徒は皆、同じ川越市立中学校に通学していることから、他のメンバーも同様に「本川越駅」の近くに住んでいると考えられます。

第6話(放送6回目)では本川越駅から乗車している

西武「本川越駅」と東武「川越市駅」は近い

ここで抑えておきたいポイントがあります。
西武鉄道新宿線の本川越駅(ほんかわごえ)と東武鉄道東上本線の川越市駅(かわごえし)は歩いて行けるほど距離が近いということです。

帰宅に使える駅が2つある

よって、登場人物達は自宅に帰るにあたって「本川越駅」でも「川越市駅」でもどちらの駅に向かっても良いということになります。

後楽園から川越市内には東武東上線「川越市駅」下車が安くて早い

後楽園駅から帰宅するにあたり、一般的な考え方をすれば「安くて」「早い」ルートが選ばれるのが普通かと思います。
常識的に考えるパターンをそれぞれ調査してみました。

後楽園から川越市内への4つのルート

ルートは4つある

前述の通り、登場人物達が帰宅するにあたっては「本川越駅」と「川越市駅」の2つ選択肢があります。
この2つの駅に向かう方法を調べてみたところ、4つのルートが考えられることがわかりました。
※遠回りをすればもっと多くのルートは存在します。

本川越駅と川越市駅の利便性は?

本川越駅は西武新宿線の終着駅ですので、この駅を通るすべての列車が停車します。
川越市駅は東武東上線の途中駅ですが、この駅を通る“下り列車”はすべての列車が停車します。
ただし、有料で着席保証のTJライナーの上り列車だけは川越市駅を通過します。

今回の場面は後楽園からの帰宅で下りですので、いずれの路線でもすべての列車が停車します。

4つのルートの詳細

<4ルート共通の区間>
後楽園駅 ←東京メトロ丸ノ内線→ 池袋駅

<個別の区間>
ルート①:
池袋駅(乗り換え) ←東武東上線→ 川越市

ルート②:
池袋駅(改札内乗り換え) ←東京メトロ副都心線:東武東上線直通→ 川越市

ルート③:
池袋駅(改札内乗り換え) ←東京メトロ副都心線:西武線直通→ 所沢駅(改札内乗り換え) ←西武新宿線→ 本川越駅

ルート④:
池袋駅(乗り換え) ←西武線池袋線→ 所沢駅(改札内乗り換え) ←西武新宿線→ 本川越駅

乗り換えが一番楽なルートは①東上線

4つのルートのうち、乗り換えが一番楽なルートはどれか?
乗り換え回数で見ると ① と ② がそれぞれ池袋駅での乗り換え1回だけで済むことになります。
ルート②では改札内乗り換えなので、ルート①よりも有利……かと思われるかもしれません、実は①が一番楽なのです。

丸ノ内線ホームと副都心線ホームは連絡通路で繋がっているのですが、やや距離が離れています。
また、丸ノ内線は浅くところを、副都心線は深いところを走行しているため、地下深くに降りなければなりません。

丸ノ内線ホームから改札口までは階段を上がればすぐで、丸ノ内線改札口の目の前には東武東上線の改札口があります。
東上線改札口からホームへは、また階段を上がらなければなりませんが、それでも副都心線より近い場所にあります。

一方、西武池袋線への乗り換えですが、離れた位置にあるためだいぶ歩くことになり、その分時間もかかることになります。

座って帰れるルートは①東上線

西武池袋線と東武東上線は池袋駅が始発駅(終着駅)です。
つまり、ルート①とルート④では、待てば必ず座れるのですが、ルート④では所沢駅で西武新宿線に乗り換えなければなりません。
よって、ルート①ならば池袋駅からは自宅最寄り駅までずっと座ったままで居られることになります。

早いルートは①東上線、運が良ければルート②副都心線&東上線も

各ルートの所要時間はそれぞれ下記の通りです。

ルート①東上線     :約50分
ルート②副都心線&東上線:約60分(運が良ければFライナーで50分)
ルート③副都心線&西武線:約80分
ルート④西武線     :約70分

ただここで、ルート②でも約50分しかかからない場合があります。
それは池袋駅での乗り換えで、副都心線「Fライナー」に乗れた場合です。
Fライナーとは、横浜高速鉄道みなとみらい線の元町・中華街駅を出発し、東急東横線内を特急として走り、東京メトロ副都心線内は急行で、そして東武東上線または西武有楽町線&池袋線に直通する列車です。
東上線内は急行として運行し、川越市駅やその先の森林公園駅まで向かいます。

運行時間帯は日中に限られ、東上線直通のFライナーは約30分に1本しか運行されていません。
運が良ければ早く着くことができます。

ルート③でも同様に池袋線内は快速急行として運行し早く着くことができますが、所沢駅で西武新宿線に乗り換えなければなりません。

安いルートは②副都心線&東上線

各ルートの運賃はそれぞれ下記の通りです。

ルート①東上線     :きっぷ(現金)640円、PASMO(ICカード)628円
ルート②副都心線&東上線:きっぷ(現金)550円、PASMO(ICカード)545円
ルート③副都心線&西武線:きっぷ(現金)640円、PASMO(ICカード)627円
ルート④西武線     :きっぷ(現金)640円、PASMO(ICカード)628円

東京メトロは長距離であるほど運賃がお得になる傾向があります。
池袋駅で私鉄(西武、東武)に乗り換えるよりも、小竹向原(西武有楽町線に接続)や和光市(東武東上線に接続)まで東京メトロに乗ったほうがお得になります。
よって、一番長く東京メトロ線を利用するルート②が一番運賃が安くなります。

何を重視しても「川越市駅」が目的地となる

上記を踏まえ、疲れているから楽をして早く帰りたいといった場合はルート①、お小遣いが少ないから可能な限り安く帰りたいといった場合はルート②となり、いずれのルートにしても川越市駅へ向かうことになります。

安曇小太郎の金銭感覚

安曇小太郎ならば上記のどのルートを選びそうか?
第6話(放送6回目)にそのヒントが隠されています。

ICカードではなく現金できっぷを購入

第6話(放送6回目)では本川越駅から西武新宿まで向かう場面が描かれています。
東京やその近郊の鉄道では多くの場合で“きっぷ”よりも“ICカード”で乗車した方が安くなる傾向があります。
しかし、安曇小太郎は現金で470円のきっぷを購入しています。
ICカードは持っていないようです。

第6話(放送6回目)では現金で購入

第6話(放送6回目)では切符を購入

交通系ICカードは千円単位で前払いでチャージしなければならないですし、中学生のお財布事情では難しいのかもしれませんね。

470円は高いという金銭感覚

同じく第6話(放送6回目)のきっぷ購入シーンで、安曇小太郎は「高っけー」と言っています。
往復で940円もしますから、中学生にとっては結構な出費なのかもしれません。

やはりルート①かルート②を選ぶのではないだろうか

早くて楽なルートは①、安いルートは②だとわかりました。
第7話(放送8回目)での帰りの電車内のシーンを見ると、安曇小太郎は水野茜が隣にいるにも関わらず寝ているので、相当疲れている様子がうかがえます。
金銭感覚から言えばルート②になるのでしょうが、楽できるルート①を選ぶ可能性もあるのではないかと考えられます。
よって、やはりルート①かルート②を選ぶのではないだろうかと思います。

しかし……。

第7話(放送8回目)での帰りの電車で疲れている様子

乗車していた西武車両

横からのシーンしかありませんが、帰りの電車は西武6000系に乗車しているように見えます。
それは、外からのシーンだけではなく、中の座席を見ても西武6000系である可能性が高いように思います。

第7話(放送8回目)での乗車している車両の外観

西武6000系に乗車できる可能性はルート③④だけではない

西武6000系だから西武線を利用している。
そう決めつけるのはまだ早いかもしれません。

西武線を使うルートは、西武池袋線や西武新宿線を利用するルート③またはルート④となりますが、ルート②でも西武6000系に乗れる可能性があります。

ルート②は、丸ノ内線&副都心線&東上線というルート。
西武線は利用しないルートですが、このうち副都心線で西武6000系に乗れる可能性があります。
東京メトロ副都心線と西武線は相互直通運転を行っており、各々の鉄道会社の車両が、相手方の線路を運行することがあるのです。

西武6000系で言えば、副都心線内は渋谷~小竹向原~和光市を走行します。
西武線からの直通列車は小竹向原から副都心線に乗り入れて渋谷方面へと向かい、和光市とは関係無さそうに思いますが、現実としては西武6000系車両は和光市まで乗り入れています。

音まで聞くとルート②はあり得ないことがわかる

ルート②でも西武車両に乗り合わせる可能性があることはわかりましたが、アニメにはもう2つ注目すべきポイントがありました。

1つは地上を走行していること

当該シーンでは西武6000系が走行している場面は地上であることが確認できます。

ルート②でも、地上区間は存在します。
地下鉄成増駅を出て、白子川を超えるあたりから和光市駅に至るまでは地上区間となります。

1つは踏切の音がしていること

当該シーンの音を聞くと踏切の音がしています。
しかし、ルート②の地上区間、地下鉄成増駅から和光市駅までに踏切は存在しません。

よって、アニメのシーンはルート②はあり得ないとわかりました。

電車は、事故などで運用が変更されて、普段は走らない区間を走ることがあります。
例えば普段は東京メトロ線内渋谷~和光市を走行している東急の車両が、有楽町線新木場に向かうということは過去にありました。
しかし、西武車両が東上線内を走行することは過去にもないようですので、特殊ケースでもなさそうです。

東上線も出てくる

作中には実は東武東上線も登場しています。
第1話(放送1回目)で東上線が踏切を通過するシーンがあります。
よって、西武鉄道に限定して登場させているわけではなさそうです。

第1話(放送1回目)では東武東上本線も出てきた


……でも、こんな車両存在しないような(?)
・大きな窓が中央で2つに分離されている。(東上線の濃いめの赤いラインの車両では、たいていの場合は窓は完全に2つに分かれている。)
・扉の左右(横)に小窓がそれぞれある。(東上線ではこのような小窓がある車両は無いような…?)
・方向幕のすぐ左にランプまたはスピーカーらしくものがある。(記憶が定かではないですが、すぐ左にはなかった気がします。)

まとめ

上記までの通り、西武線に乗るメリットは何もありません。
しかし、同様に上記の通り、西武線を利用するルートで乗車しない限りは、アニメで出て来た車両&地上&踏切の組み合わせはあり得ません。

よって、アニメ「月がきれい」第7話(放送8回目)で、後楽園からの帰るルートは現実的ではなく不自然であると結論づけたいと思います。

ただ、西武線を使うルートは絶対にあり得ないかというと、東上線が運転を見合わせてしまい振り替え輸送で利用するパターンはあるかとは思います。

※フィクションなのに、時間を掛けて自分は一体何をやっているのだろうと……。無駄にしてしまった時間については考えないことにしました。

※2020/01/31括弧書きを追記

それまでいた業界では午前9時に出勤(業務開始)する現場がほとんどでした。
業界柄、さまざまな現場(職場)を経験したのですが、ほとんどが9時。
他に経験したのは9時半という現場が2つありましたが、いずれも都心から若干離れた場所でした。
当時の同僚から聞いた話では8時40分開始なんて現場もありましたが、いずれにしても、ラッシュの電車を見てわかる通り、9時頃に出社するのが社会の常識だと思っていました。

しかし、その後に転職した会社が10時開始で、9時と10時では単に時間が1時間違うだけではない!と実感させられました。

※ここでは通勤に1時間かかる場合を想定して話を進めます。

10時始業の5つのメリット

体力が温存される

1時間遅ければ電車も空いているのではないか?という想像は出来ると思います。
だから、元気に会社に出勤できる!という話ではありません。
実感したのは仕事から帰宅した後のこと。

今までは定時で帰宅してもなんとなく怠くて、気合いを入れて何かしようという気分にはなれませんでした。
けれどダラダラ過ごしてしまって寝るのはいつもの時間……。
なんて生活が当たり前でした。

それが10時出社だと同じ8時間労働(昼1時間を加えて9時間)でも定時に帰宅したあとは、何かしようと思えるようになりました。

理由としては、ラッシュ時の電車でつり革にすら掴まれない混雑の中で立って通勤していたのが、座って&寝ていられるようになったこともありますし、1時間遅くまで寝ていられるようになったことも挙げられると思います。

残業時間が減る

例えば、終電が24時の場合、9時開始18時終了のときは残業は最大6時間可能でしたが、10時開始19時終了ならば最大5時間しかできない。
そのような場合には残業時間が減るパターンは想像できるかと思いますが、終電に限らず人間の時間の感覚はそんなに変わらないということを実感させられました。

通勤時間が変わったらと言っても、店や窓口などの時間は変わりませんし、テレビ番組もいつも通りの時間に放送されます。
9時開始18時終了の職場で21~22時まで残業をしている人を見れば「遅くまでやっているな」と感じるかと思いますが、10時開始19時終了の職場でもやっぱりみなさん21~22時まで残業をしている人を見れば「遅くまでやっているな」と感じるようなのです。
よって、勤務時間は少なくなる傾向にありました。

すると寝る時間も9時出社の頃も10時出社の頃も変わらず、睡眠時間が延びました。

働きやすい企業が多い

開始時間を10時に設定しているような会社は、就業時間以外の面でも従業員のことを思った制度を取り入れている傾向がありました。
求人票を見ていても、比較して女性が働きやすい企業が多いと感じました。
もちろん9時出社でも働きやすい会社や職場というものは沢山あるかと思いますが、転職活動で10時出社の会社の求人に目を向けてみると、ブラックな企業や平凡で何も無いような会社は少ないように感じました。
抑圧された企業よりも働きやすい企業のほうが収入が上だとか安定しているとは言いまぜんが、より晴れやかな心で人間らしい生活が送れると思います。

郵便局や役所に行ける

住んでいる地域にもよると思うのですが、地元の集配郵便局はゆうゆう窓口が8時開始です。
8時に郵便局に寄ってから出勤すると9時に間に合うか間に合わないかといった微妙なところで、チャレンジャーな感じでした。
そして夜も地元は20時で閉まってしまうので、少し忙しい時期となると、休日にしか行くことが出来ませんでした。
それが、10時出社になったことで焦らず寄ることが出来るようになりました。

役所については最近知って驚いたのですが、ずっと9~10時頃の開庁だと思っていた地元の市役所は、8時半から開いているようなのです。
市役所に用がある場合は、欠勤/遅刻するか有給休暇を使って休んでいくしかない場所だと思っていたのですが、8時半に行けば10時に出社できることがわかりました。
9時開始の職場ならこうは行きません。

痴漢えん罪に遭う確率が格段に下がる

ラッシュの電車内ではつり革にも掴まるができず、時にはスマホを見ることが出来ないどころか全く身動きが取れないほどピッタリぎゅうぎゅう詰めにされるときもあります。
特に女性の後ろに立ったときは何もしてないくても緊張したもので、痴漢と間違われないように女性が近いときはなるべく手を上げて乗るようにしていました。
痴漢えん罪に遭った場合には掴まったら最後。助かるには逃げるしかないとは良く言われますが、10時出社ならば例え電車遅延で遅れた場合にもラッシュ時のような酷い混雑に遭う確率は格段に減ります。

10時出社の頃、運転見合わせていた電車が丁度再開したタイミングを経験しました。
そのような時間に乗る人はそもそもラッシュ時のような混雑には慣れていないので、混雑しているようでもまだ乗れるレベルであっても、もう乗れないと思い次の列車を待つ人が多数居たのです。
遅延証明書も出ますし、焦って出社する必要が無いというのもあるのかもしれません。
さらには、10時以降の出社を認めている会社ならば比較的社員思いで、電車遅延だからといって急がないととやかく言われるというような時間に凄く厳しい会社が自体が少ないのかもしれません。

その他にも……

その他にも実感したことがいくつかありました。

  • 高校生以下の学生/児童の登校とぶつかることが無くなり、道が歩きやすく自転車で走りやすくなりました。
  • ラッシュ時に通勤していた頃は毎朝出社後はピリピリしていましたが、心晴れやかに仕事が始められるようになりました。それも10時開始を経験した後に「過去はもっとピリピリしていたなぁ」と気付かされました。
  • ラッシュ時の電車では、ぶつぶつ文句を言っている人や横暴な人がいたのでなるべく近寄らないようにしていましたが、そのような嫌な緊張感とは無縁になりました。
  • 睡眠時間が延びて心も穏やかになると、規則正しい生活にもなって来て、健康的にもなってくるようです。休日と言えば寝てばかりだったのが、今では自転車(ロードバイク)を始められたのも、10時始業企業に就職したことで実現できたことだと思っています。
  • 職場近くの9時開始のスーパーやドラッグストアに寄れるようになったので、コンビニを利用するよりもお財布の負担が少し減りました。
  • 9時出社の職場ではランチタイムも12時からと決まっているところが多かったです。すると12時になると他企業も含め大勢が店に詰めかけるので、特に「今日は5人以上のグループで食事をしよう」といった場合に店選びが大変でした。出社時間が10時以降の会社ではランチタイムは13時~や、時間は自由というところもあり、混雑していない時間に昼休憩することが可能でした。

デメリットは?

デメリットが無いかというと、無くはないかと思います。

  • 若々しい人々を見かける機会が減った。
  • 終了時間も遅くなるので、飲める時間が減った。時間的に二軒目に行けない/二次会ができない場合もあった。
  • 10時開始が出来る会社の中には、フレックスタイム制度の裁量労働制を導入している会社も多少存在し、実力主義が前面に出ている企業もある。

たった1時間されど差は大きい

ただ1時間ずれただけなのに、体感としての差はかなり大きく、心も体もだいぶ穏やかになったように感じます。
経験して以来、「10時以降」は就職(転職)時の必須条件となりました。
みなさんにも是非10時以降開始の会社をオススメしたいです。

どちらも今日郵便受けに入っていた「株式会社関東サンガ わこう翔裕館」さん&「ハシモトクリーニング本店」さんのチラシから。

和光市役所がまた移転!?

和光市役所は、現在の自衛隊朝霞駐屯地和光官舎向かいに出来る前、現在の中央公民館の位置に存在していました。
東京外環自動車道(東京外かく環状道路)が作られることになり、計画線上に旧市役所の敷地が含まれていたことから、和光市は現在の位置に移転しました。
そして、その和光市役所がまた移転!?

和光市役所がまた移転!?


※そんなわけがないです。地図上の「和光市役所」の場所には、本当は『坂下公民館』が存在しています。

本町中学校が設立!?
新駅「和光駅」も誕生か!?

新たに下新倉小学校が開校した和光市。少子化が進んでいる昨今、廃校ではなく新設は珍しいのではないでしょうか。
一方で和光市で2番目に新しい本町小学校は、一時は教室が足りずに増築まで行われたというのに、現在では児童数は減少。
第三小学校の学区だった一部地域も本町小学校の学区に変更されるなど、本町小学校の児童確保は難しい状況にあるのでしょうか。
そしてついには小学校は廃止となり、和光市立本町小学校がある場所に本町中学校ができるのでしょうか!?

旧川越街道上には「和光駅入口(南)」なる表示もあります。
「和光市駅」ではなく『和光駅』であることから新駅でしょうか!?
都営大江戸線が延伸し和光市内の旧川越街道までやって来てくれれば嬉しいですね。

本町中学校が設立!?新駅「和光駅」誕生!?


※地図上の「本町中学校」の場所には、これからも『本町小学校』が存在しますのでご安心を。
  「和光駅入口(南)」が示す場所には古くからセブン-イレブンが存在しています。
  広沢小学校が載っているのに隣の第二中学校が載っていないのも気になりますね。