最近、怪我をして自転車に乗っていないもので話題が無い日々です。
アニメ第2期が放送中で、今日の深夜(明日の午前)にも最終回が放送される予定の、地元埼玉県和光市が出てきたアニメ「冴えない彼女(ヒロイン)の育てかた」。
作中は「和合市」の名で登場します。(和光市が舞台というわけではないです。)
第2期「冴えない彼女の育てかた♭」では和光市はほぼ出て来ませんでした。
地元目当てで見ていたので、悲しい。
ただ、原作を読むと、和合市のモデルは和光市ではないのではないか?との疑問が湧いてきますが……、その話は今回は置いておきます。(いずれ検証記事を投稿予定。)←面倒なのでやめました
本題
今回はアメリカのアニメショップから日本へは直送してくれないBlu-rayディスクを埼玉県和光市の自宅に届けてもらった話になります。
英語版のアニメーションディスクが存在する
「アニメは日本の文化だ」なんてニュースでも話題になることがありますが、日本のアニメは海外の皆さんも楽しんでいるようです。
日本のアニメのようなアニメーションは英語では “Animation” ではなく “Anime” と表記され、海外でもしっかり文化として認知されているようです。
今では日本のテレビ放送とほぼ同時に海外でも公開され、しかも海外動画サイト(日本からはアクセスできないよう制限されている模様)のほうが高画質だとの話もあります。実際目にしたわけではないので真偽は不明ですが。
ならば、海外でも「冴えない彼女の育てかた」のDVDやBlu-rayディスクが売られているのではないかと思い、探してみました。
Amazon.com で “Saenai Heroine no Sodate-kata” では見つからず
Amazon.com では、英語版(北米盤)の日本のアニメディスクが数多く売られています。
そこで「冴えない彼女の育てかた」もあるのではないかと探してみました。
しかし、 “Saenai Heroine no Sodatekata” や “Saenai Heroine no Sodate-kata” で検索しても、グッズや日本国内盤のディスクのページはヒットするものの、現地商品は出て来ませんでした。
ちなみに中国製だと思われる、中国語/英語/マレー語字幕のDVDのページはヒットしましたが、売り切れでした。
英語版は本当に無いのでしょうか?
どうも納得できず、さらに調べてみました。
国内では「北米版」として売られていた
海外版のディスクは無いかと楽天などで調べてみたところ「北米版」として「冴えない彼女の育てかた」のBDセット1(0~5話)、2(6~12話)が販売されていることがわかりました。
販売元業者を調べてみると「ANIPLEX OF AMERICA」であることがわかりました。
「冴えない彼女の育てかた」の放送を見ていると、制作メンバーの中にアニプレックスという会社名があることがわかりますが、このアニプレックスのアメリカ合衆国現地会社のようです。
Aniplex of America のサイト( http://www.aniplexusa.com/ )にアクセスしてみると、アニメ「冴えない彼女の育てかた」の英語公式サイト( http://www.saekano.com/ )まで存在することがわかりました。
アメリカでの名称は “Saekano” であった
英語公式サイトでの名称は “Saekano” になっていました。
Blu-ray のページも存在し、 “Saekano Blu-ray 1” と “Saekano Blu-ray 2” が販売中であることがわかりました。
どおりで “Saenai Heroine no Sodate-kata” では情報がヒットしないわけです。
この BD は現地版ではありますが、音声は日本語で、英語字幕が付くだけのようです。
※Right Stuf での冴えカノのテーマが「ファンサービス」「ハーレム」「学園生活」になっていました……。まあ、そうだけど、未視聴のときにこれを見るとだいぶ印象が異なりそうですね。
プライスダウンされていて安くなっています。
“Buy” (購入)ボタンもあったので、早速購入してみることにしました。
ちなみに Amazon.com でも “Saekano” で検索すると BD がヒットしました。しかし、公式サイトに表示されている値段より高めの値段(割引されていない値段)で売られていました。(あとで良く確認したら、Amazon.comの発送ではなく、マーケットプレイに出店しているRight Stufでした。Amazon.comのほうでは値段を高く設定しているようです。)
Right Stuf での BD 購入手続き
“Saekano” 公式サイトの Buy ボタンを押下すると、 Right Stuf ( http://www.rightstufanime.com/ )というアニメグッズ販売店らしきオンラインショップのページが開きました。
ペルプを見ると、送料が有料とはなりますがアメリカ合衆国やカナダ以外の国へも発送してくれるようですし、google検索すると「Amazon.com より Right Stuf で購入するほうが安い」などの日本語情報も出て来て、日本へも届けてくれることがわかりました。
冴えカノBDは購入できなかった
“Saekano Set 1 Blu-ray” と “Saekano Set 2 Blu-ray” だけをカートに入れ、配送先には日本の埼玉県和光市の住所を入力し、PayPal払いで購入手続きを済ませようとしました。
このボタンを押せば手続き完了という、最後のボタンを押したところでエラーが出てしまいました。
処理ミスした文字コードみたいなものが混ざった英文にはなっていますが、翻訳すると「冴えカノBDは日本へは送付できません。」ということになります。
残念です。
住所入力確定時に出て欲しかったエラーですね。
しかし諦めませんでした。
転送業者を利用することに
実は、海外で購入しようと思うと、日本へは直送してくれない店や商品というものはしばしば存在します。
最近は Amazon.co.jp のマーケットプレイスにも海外業者が数多く参入して、海外でしか売られていないものがお手軽に購入できるようになってきましたが、昔は国内正規代理店経由でしか手に入らず日本ではボッタクリ価格で売られていたり、そもそも日本では売られていないというものは良くありました。
米国で購入した方が安いオーディオ関連製品を何度か輸入したことがあるのですが、(今でもそうだと思いますが) Amazon.com ですら機器類を日本に送ってくれなかったので、転送業者を利用して一旦米国内の転送業者住所に届けてもらってから、転送業者のほうで日本に送ってもらっていました。
最近ではこのような購入方法をせずとも現地価格に近い値段で購入や、国内住所まで直送してくれるようになったので、転送業者を使う機会はなかったのですが、7年振りに転送業者を利用することにしました。
スピアネットを使う
7年前に利用した転送業者がスピアネット( https://www.spearnet-us.com/ )だったので、今でもアカウント情報が残っているのではないかと思い、こちらの業者を使うことにしました。
アカウントは残っていてログイン出来ました。しかし、昔のデータフォーマットと異なっているようで、住所等の情報は入力し直す必要がありましたが。
別にマーケティングするつもりはないので、どちらの業者を使っても良いと思います。
購入手続きは転送業者に依頼する前に
転送業者によっては手順は多少変わるかもしれません。
とりあえず利用する予定の転送業者の場合では、まずショッピングサイトでの購入手続きから行います。
今回は Right Stuf で “Saekano Set 1 Blu-ray” と “Saekano Set 2 Blu-ray” の購入手続きを進めました。
もちろんアメリカの住所宛であれば購入することが出来ました。
“How to Raise a Boring Girlfriend” という名称も…
BDだけではなく書籍も存在するようなので合わせて購入することにしました。
しかし、タイトルが “Saenai Heroine no Sodatekata” でもなく “Saekano” でもなければ、書籍は “How to Raise a Boring Girlfriend” という英訳されたタイトル。
この書籍、原作の英訳本(小説)なのか、コミカライズ版(漫画)の英訳版なのか気になりましたが、結論から言うとコミックでした。
1冊のお値段は日本よりもずっと高いです。
自宅に届くまでの話
購入したのは日本時間で6月5日の夜のこと。
その後、Right Stuf から発送の連絡があったのが、日本時間で6月7日の早朝でした。
スピアネットで転送依頼
発送したとの連絡があったので転送業者に転送依頼をしました。
購入店、商品、荷物追跡番号などを入力しました。
転送業者に届いてから
転送業者倉庫住所所轄の配送業者センターに届いたのが現地時間6月10~11日のこと。
土日でしたので、転送業者に届けられたのは、現地時間月曜日の6月12日でした。
その後、メールで「商品到着」の連絡があったのは日本時間6月14日に日付が回ったすぐあとで、転送料金の支払い連絡があったのが日本時間6月14日の午前中でした。
連絡をもらってすぐにPayPalで支払い手続きを済ませました。
発送完了の連絡があったのは、その1日後の日本時間6月15日の午前中でした。
羽田クロノゲートから動きが無いと思ったら
ヤマト運輸で発送してもらったのですが、米国を飛び立ったのは現地時間6月16日の日中。
日本に到着したのは6月17~18日頃かと思いますが、土日でした。
YGL羽田クロノゲート支店に到着し「国内到着」となったのは日本時間6月19日の日中でした。
しかし、その後ステータスに変化が無く、いつ自宅へ向かってくれるのだろう?と思っていたら……。
6月21日に突然自宅に荷物が届きました。
ヤマトの会員(クロネコメンバーズ)になっているとメールやLINEで連絡をくれるものですが、さすがに海外からの荷物については連絡のしようが無かったみたいです。
詳細ボタン押す必要があった
なんと、荷物問い合わせ画面にある「詳細」ボタンを押さないと、日本国内での配送状況が表示されないシステムだったのです。
自宅に届いた後にボタンを押してみたら、しっかり国内の配送状況履歴が表示されました。
時間とお金について
時間は約半月
時間に関しては、日本時間の6月5日夜間に購入し、6月21日の日中に自宅に到着。
転送業者を介して約半月で受け取ることが出来ました。
お金は数千円のお得
Amazon.com(マーケットプレイス)で購入した場合:
新品BD第1巻 約$91
新品BD第2巻 約$95
米国内送料 約$4
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合計 約$190
+日本国内への送料?
両替手数料含めて$1=115円で計算した場合、21,850円+海外輸送料となります。
楽天に出店している業者で購入した場合:
新品BD第1巻 11,900円
新品BD第2巻 12,900円
送料 無料
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合計 24,800円
今回の購入:
新品BD第1巻 約$60
新品BD第2巻 約$70
米国内送料 無料
転送手数料 $9
送料 $28(※)
国内消費税 700円
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合計 約$167+700円
両替手数料含めて$1=115円で計算した場合、約19,905円となります。
※日本の自宅への送料は、5冊のコミックも含めた重量での金額になります。
転送料金まで支払い、さらに日本国内消費税まで掛かった今回の輸入でしたが、Amazon.com(マーケットプレイス)での購入や、国内の楽天に出店している業者で購入するよりも安く手に入れることができました!
※2020/01/31取り消し線追加
※2020/08/17一部画像差し替え