タイトルの通り未解決なので、同様の症状の方が参考になさっても役には立たないと思いますが、将来の自分用のメモとしても確認した内容を記しておこうと思います。

何が起きたか

Android13の端末からWindows 10 Pro 64bitに写真データをニアバイシェアで送ろうとしたところ、送信しようとしたスマートフォン端末側に「エラーが発生しました。」と表示され、送信できなかったという事象です。

Windowsパソコンで受信だけができない

他の機器や送信はどうか

逆に、Windows側からAndroidスマホにデータを送信したところ、こちらは問題なく送ることができました。
また、別のAndroid9スマホから当該Windowsマシンに送信した際も、同様にWindows側で受信することはできませんでした。
さらに、他のWindowsマシン、OSは同じWindows 10 Pro 64bitの別マシンに送ってみたところ、こちらも問題無く受信することができました。

問題が無いPCやスマホ同士では送受信とも問題がありませんでした。

つまり、今回の事象は特定のWindowsマシンのみで、Windows側の問題によってエラーが発生していると言えると思います。

世の中に同様の例はないか

探すのが大変(詳細は後述)でしたが、例は僅かながらありました。
しかし、日本語ページのほうは解決には至らず、ページ内で取り上げられている英語のページでは示された内容を実施しても私の環境では解決することはありませんでした。

PC版のニアバイシェアが機能しない
https://support.google.com/android/thread/243448705

From android to pc nearby share connection problem
https://support.google.com/android/thread/242934494
I can’t connect Nearby Share with my laptop
https://support.google.com/android/thread/242814031
ニアバイシェア PCに転送できない(Windows)
※英語での回答です
https://support.google.com/android/thread/242581722

「Android Windows ニアバイシェア エラー」と検索すると、本事象のようなパソコン側で受信だけができないという情報に辿り着けないどころか、関係のない情報にもヒットしてしまい大変でした。
というのもAndroid OS搭載のGoogleのニアバイシェア(英字表記:Nearby Share)に他にも、WindowsにもOS搭載の近距離共有(英字表記:Nearby Sharing)というものも存在するため、幅広い情報がヒットしてしまったからです。
Windowsの近距離共有もまた、スマホとデータの共有が行える機能です。

かといって「”ニアバイシェア” “エラーが発生しました。”」と限定的な文字列で検索しても受信だけができない例には辿り着けず、しつこく色々な検索を行っている過程で上記のページに辿り着けました。

確認したこと

幸いにも私には“受信できるWindows Pro 64bitマシン”も手元にあることです。
こちらのマシンと比較することで解決に至れるのではないかと思っていたのですが、結果としては未解決です。

機器はすべて直径1m以内にある状況の同一LAN内で、比較や確認した内容を下記に残しておきます。

なお、以下Windowsパソコンを「マシンA」「マシンB」と表記します。

・マシンA:問題となっているニアバイシェアで受信ができないWindows Pro 64bit(記述日現在アップデートは最新)。
・マシンB:ニアバイシェアで問題なく送受信ができているWindows Pro 64bit(記述日現在アップデートは最新)。

Googleへのログイン

【未解決・関係無し】
スマホ、PCそれぞれ同じGoogleアカウントでログインしていることを確認しました。
※共有範囲はいずれの機器でも「自分のデバイス」となっています。

ニアバイシェアの再インストール

【未解決・関係無し】
Windows版ニアバイシェアのアインインストールを行った上でインストールし直しました。

なお、マシンA・マシンBともWindows版ニアバイシェアは最近の同じものを使用しています。

Bluetooth通信の確認

【未解決・関係無し】
Bluetoothでお互いが通信出来るのか、スマホとPCでペアリングを行うことで確認しました。
ペアリングは問題無く行えました。

Bluetoothデバイスの確認

【未解決・関係無し】
問題無いマシンBでは「サービス検索サービス」と「デバイス識別サービス」が存在する一方で、問題あるマシンAには2つとも存在していないことが気になりました。

「サービス検索サービス」「デバイス識別サービス」が存在する


そこでマシンB側でその2つを無効化した上でニアバイシェアを使用してみましたが、問題ありませんでした。(関係ありませんでした。)

「サービス検索サービス」「デバイス識別サービス」を無効にしてもニアバイシェアには影響が無かった

通信にせよデバイスにせよ、送信は行えているのでハードウェア上の問題は無さそうです。

PC検出許可の確認

Windows設定のデバイス > Bluetoothとその他のデバイス画面内、関連設定内に「その他のBluetoothオプション」というリンクがあります。
これを開くと「Bluetooth設定」画面が開きますが、オプションタブにある「BluetoothデバイスによるこのPCの検出を許可する」のチェックは両マシンとも外れた状態であることを確認しました。
念のため両端末ともチェックボックスにチェックを入れてみましたが状況に変化は見られませんでした。

Bluetoohに関するサービス

【未解決・関係無し】
私のマシンでは「Bluetoothオーディオゲートウェイサービス」「Bluetoothサポートサービス」「BluetoothUserService」の3つが存在し、うち上2つは実行中となっていました。
そこで3つめの「BluetoothUserService」も実行してみましたが、状況は変わりませんでした。

なお、色々検索している過程で「ニアバイシェアの使用には『Bluetoothサポートサービス』を実行させる必要がある」との情報を目にしています。

ネットワークの確認

【未解決・関係無し】
スマホのターミナルからpingを実行しマシンAから応答があることを確認しました。
またマシンAに対してはスマホアプリからリモートデスクトップ接続も行えていますし、ニアバイシェア画面にもマシンAは表示されているのでマシンAを特定して接続できる状況にあります。

ネットワークアダプターの確認

【未解決・関係無し】
マシンBでは「Microsoftネットワーク用クライアント」「Microsoftネットワーク用ファイルとプリンターの共有」「インターネットプロトコルバージョン4」「インターネットプロトコルバージョン6」の項目がオンの状態で問題が無かったため、マシンAでも同様の設定としましたが解決しませんでした。

IPアドレスの設定

【未解決・関係無し】
問題あるマシンAでは、IPv4で固定のプライベートIPアドレスを指定している一方、問題ないマシンBではDHPCで取得するようになっていたので、マシンBのほうを固定にしてみましたが問題なく送受信できました。

Windows Defender ファイアウォールの確認

【未解決・関係無し】
マシンA・マシンBともに受信の規則内に既に「NearbyShare TCP」「NearbyShare UDP」の項目が存在していました。
Windows版ニアバイシェアをインストール過程で自動的に追加しているようです。
プログラムの場所は正しいことを確認しています。

ニアバイシェアの2つが自動追加されている


なお、「送信の規則」や「接続セキュリティの規則」にはニアバイシェアの項目は存在せず、ファイアウォールはプライベート・パブリックともに有効にしています。

Windowsセキュリティの確認

【未解決・関係無し】
マシンA・マシンBとも同一の設定であることを確認しました。

なお、市販のアンチウィルスソフト・セキュリティソフトはすべての端末で入れていません。(例えばWindows DefenderのようなOS標準搭載機能は有効にしています。)

共有エクスペリエンスの確認

【未解決・関係無し】
マシンA・マシンBともに「近距離共有」「デバイス間の共有」がオフであることを確認しました。

なお、Googleニアバイシェアのトラブル解決に関する記述をしている非公式サイトの中には、オンにすべきと記載しているサイトも存在しますが、どちらもオフ設定のマシンBで問題なくニアバイシェアが使用できることを確認していますし、念のため両端末ともオンにしみましたが状況に変化は見られませんでした。

プライバシーの確認

【未解決・関係無し】
Windowsのアクセス許可の各々の項目は、マシンA・マシンBとも同一の設定であることを確認しました。

【未解決・関係無し】
アプリのアクセス許可の各々の項目は、マシンAとマシンBで設定を合わせましたが、状況に変化は見られませんでした。

・位置情報:デバイスでオフ
※Googleニアバイシェアのトラブル解決に関する記述をしている非公式サイトの中には、位置情報はオンにすべきと記載しているサイトも存在しますが、オフ設定のマシンBで問題なくニアバイシェアが使用できることを確認していますし、念のため両端末ともオンにしみましたが状況に変化は見られませんでした。

・カメラ:オン
※マシンAで使用しているデバイスソフトで必要なためにオンにしています。Microsoft Storeアプリはすべて個別にオフの上、「デスクトップアプリがカメラにアクセスできるようにする」をオンにしています。

・マイク:オン
・音声によるアクティブ化:オン
※マシンAで使用しているデバイスソフトで必要なためにオンにしています。Microsoft Storeアプリはすべて個別にオフの上、「デスクトップアプリがマイクにアクセスできるようにする」をオンにしています。

・通知:デバイスでオフ
・アカウント情報:デバイスでオフ
・連絡先:デバイスでオフ
・カレンダー:デバイスでオフ
・電話をかける:デバイスでオフ
・通話履歴:デバイスでオフ
・メール:デバイスでオフ
・タスク:デバイスでオフ
・メッセージング:デバイスでオフ
・無線:デバイスでオフ
・他のデバイス:オフ
・バックグラウンドアプリ:オフ
・アプリの診断:デバイスでオフ
・ファイルの自動ダウンロード:オフ
・ドキュメント:デバイスでオフ
・ピクチャ:デバイスでオフ
・ビデオ:デバイスでオフ
・ファイルシステム:デバイスでオフ

ほとんどオフですが、これでもマシンBでは問題なくニアバイシェアで送受信が行えています。

以上で確認は終わりです。

いきなり愚痴ですみません。
PCを起動し、メーカーロゴは表示されるのにWindows 10は起動せず、モニタの信号がオフになって画面は真っ暗。
そんなときはインターネットを検索するわけですが、上位に出てくるサイトは役に立たないサイトばかり。

「ハードウェアの故障かもしれません」
「掃除をしましょう」
「更新アップデートをアンインストールしましょう」
「スタートアップの修復をしましょう」
「リカバリ(初期化)しましょう」
「部品交換しましょう」
……。

違うんだよ!そうじゃない!

大げさな事はしたくないの。
初期化は嫌なの!今までの環境に戻したいの!
ちなみに過去にも触れましたが、スタートアップの修復で復旧したことは現時点でも1度もありません。

というわけで、以前にWindows 10の修復方法について記事にまとめましたが、それらを試す前にやったほうが良いことがあります。
上記の検索して出てくる数々のサイトにも書かれていなかったので記しておきます。

条件:ハードの故障ではないと思われるとき

今回試す条件としては、メーカーロゴが表示されBIOS(UEFI)にもアクセスでき、Windowsの回復オプション等にもアクセスできて、ストレージやメモリなどのハードの故障ではないと思われるとき。
HDDランプ(LED)が度々光って不規則に点滅してストレージが動作しているときに試してください。

PCの電源を入れたら長時間放置します。
ただそれだけ。

複数のPCにて、これでWindowsが起動しました。
時間としては30分~3時間ぐらい。
もちろん回復しないこともあります。
そのときは以前の記事「(かなり適当な)Windows10起動復旧修復手順メモ(画像なし)」を参考にして下さい。
私のようにせっかちですとすぐに電源ボタンを押したくなりますが、単純なことなので時間を無駄にしないためにもまず試してみてください。

今回は以上です。

いつ頃からか自宅のWindows 10 Proにリモートデスクトップ接続できなくなっていました。

結論を言うと、Windowsアカウントにパスワードが設定されていませんでした。

スマホでもLAN内の別PCからも接続出来ない

接続出来ないことに気付いたのは数ヶ月前にスマートフォンからアクセスしようとしたときのこと。
ここのところしばらく接続することはなかったので、スマホアプリのバージョンアップでおかしくなったのか、それともPCの設定を変更してしまい余計なことをしてしまったのか、いずれかが原因だろうと思いました。
しかし、接続できないPCと同一LANにある別のWindows 10のPCにはスマホアプリから接続できる。
その別PCから当該PCにリモートデスクトップ接続しようとするとやはりできない。
正しいはずのパスワードを入力しても「お使いの資格情報は機能しませんでした」「ログオンに失敗しました」と出るばかり。

よって、接続先PCに原因があるのだろうと後日直すことにしました。

過去は接続出来ていた

接続出来なくなったPCはWindows10にアップグレードする以前からリモートデスクトップ接続を許可しており、外出先等から度々アクセスしていました。
Windows10にしてからも何度も接続しており、リモートデスクトップ接続の許可設定やファイアウォールの設定等は済ませてあります。

念のため、「リモートデスクトップ接続できない」という内容でインターネット検索し、ヒットしたサイトの項目を確認しました。

・コントロールパネルからのシステム→詳細設定画面のリモートデスクトップ接続の許可設定はチェックが入った状態(許可状態)。
・設定画面からのシステム→リモート デスクトップ画面でもリモートデスクトップを有効にするがオンの状態。

詳しく言うといずれもグレーアウトされており「一部の設定は組織によって管理されています」と表示され、変更不可能な状態。
それはグループポリシーエディタで設定していたからです。
・「ユーザーがリモート デスクトップ サービスを使ってリモート接続することを許可する」が有効。
・「接続数を西漸する」が有効で、最大接続数の数値は999999。

ファイアウォールでは
・「ドメイン」「プライベート」「パブリック」の3つのプロファイルとも規則を適用する状態。
・ポート番号(変更済み)も昔から変わっておらずいつもの番号。

ルーターもこのポート番号では当該PCに接続されるように設定しています。

一体何故リモートデスクトップ接続出来なくなってしまったのか?

パスワードが設定されていなかった

当該PCでは起動時にパスワードを入力することなくデスクトップが表示されるように設定しています。
これはWindows XPの頃からこのような設定で各PCを運用しています。
よって、パスワード設定の有無に関わらず普段はパスワードを入力する機会がありません。

長年使用しているパスワードなので、もしかしたらセキュリティ面の懸念から変更してそのことを忘れてしまったのか?
念のためパスワードが正しいかどうか確認することにしました。
画面ロックしてからロック解除しようとするとパスワード入力欄が表示されず、サインインボタンだけ表示されました。
どういうことなのだろう?

パスワードを変更してみることしました。
設定→アカウント→サインイン オプション画面からパスワードを変更しようとしたところ、なんと!そもそもパスワードが設定されていませんでした!

接続出来るようになった

パスワードを設定したところリモートデスクトップ接続出来るようになり、問題は解決しました。
これで一件落着……ではあるのですが。。。

パスワードは何故消えたのか?
それはわからず仕舞いです。
今のWindows 10環境はWindows 7からのアップグレードで、クリーンインストールしたわけでもなくアカウントも作り直していない。
そもそも以前はいつものパスワードでリモートデスクトップ接続できていました。
なので消えた原因にまるで心当たりがありません。

しばらくの間、私はパスワード設定されていないPCを使用していたことになります。
パスワードがなくなってしまうことがあるのはちょっとした恐怖ですね。

HDMI入力の映像を録画しファイル保存できるPCI Express x1接続のキャプチャーボード「AREA SD-PEHDM-P2 (Ragno2)」(生産終了品)というものを使用しています。
(使用していると言いますか、PCに設置してはいたものの長らく使用していませんでした。)

PC環境ですが、OSにWindows 10 Pro 64ビット版を利用しています。

AREA HD Captureでエラー

余談は置いといて、久しぶりに使用を試みたところ、付属ソフトの「AREA HD Capture」の起動時にエラーが発生しソフトが起動しない、または起動しても真っ白で映像が映らないという状態になりました。(詳細は後述)

ソフトを起動しようとすると……

起動せずエラーが表示される

「詳細」ボタンを押したあと

エラーの内容は下記の通りです。

Just-In-Time (JIT) デバッグを呼び出すための詳細については、
ダイアログ ボックスではなく、このメッセージの最後を参照してください。

************** 例外テキスト **************
System.UnauthorizedAccessException: アクセスが拒否されました。 (HRESULT からの例外:0x80070005 (E_ACCESSDENIED))
   場所 System.Runtime.InteropServices.ComTypes.IMoniker.BindToObject(IBindCtx pbc, IMoniker pmkToLeft, Guid& riidResult, Object& ppvResult)
   場所 Pirect.Test.MainForm01.MainForm01_Load(Object sender, EventArgs e)
   場所 System.Windows.Forms.Form.OnLoad(EventArgs e)
   場所 System.Windows.Forms.Form.OnCreateControl()
   場所 System.Windows.Forms.Control.CreateControl(Boolean fIgnoreVisible)
   場所 System.Windows.Forms.Control.CreateControl()
   場所 System.Windows.Forms.Control.WmShowWindow(Message& m)
   場所 System.Windows.Forms.Control.WndProc(Message& m)
   場所 System.Windows.Forms.Form.WmShowWindow(Message& m)
   場所 System.Windows.Forms.NativeWindow.Callback(IntPtr hWnd, Int32 msg, IntPtr wparam, IntPtr lparam)


************** 読み込まれたアセンブリ **************
mscorlib
    アセンブリ バージョン:4.0.0.0
    Win32 バージョン:4.8.4420.0 built by: NET48REL1LAST_C
    コードベース:file:///C:/Windows/Microsoft.NET/Framework64/v4.0.30319/mscorlib.dll
----------------------------------------
AREA HD Capture
    アセンブリ バージョン:1.0.0.0
    Win32 バージョン:1.0.0.0
    コードベース:file:///C:/Users/(ユーザー名)/AppData/Local/Apps/2.0/HE09PHGD.W13/V9JR2026.YYA/area..tion_1e382dedd6317912_0001.0000_a4173b6a22fa0319/AREA%20HD%20Capture.exe
----------------------------------------
System.Windows.Forms
    アセンブリ バージョン:4.0.0.0
    Win32 バージョン:4.8.4400.0 built by: NET48REL1LAST_C
    コードベース:file:///C:/windows/Microsoft.Net/assembly/GAC_MSIL/System.Windows.Forms/v4.0_4.0.0.0__b77a5c561934e089/System.Windows.Forms.dll
----------------------------------------
System
    アセンブリ バージョン:4.0.0.0
    Win32 バージョン:4.8.4360.0 built by: NET48REL1LAST_C
    コードベース:file:///C:/windows/Microsoft.Net/assembly/GAC_MSIL/System/v4.0_4.0.0.0__b77a5c561934e089/System.dll
----------------------------------------
System.Drawing
    アセンブリ バージョン:4.0.0.0
    Win32 バージョン:4.8.4390.0 built by: NET48REL1LAST_C
    コードベース:file:///C:/windows/Microsoft.Net/assembly/GAC_MSIL/System.Drawing/v4.0_4.0.0.0__b03f5f7f11d50a3a/System.Drawing.dll
----------------------------------------
System.Configuration
    アセンブリ バージョン:4.0.0.0
    Win32 バージョン:4.8.4190.0 built by: NET48REL1LAST_B
    コードベース:file:///C:/windows/Microsoft.Net/assembly/GAC_MSIL/System.Configuration/v4.0_4.0.0.0__b03f5f7f11d50a3a/System.Configuration.dll
----------------------------------------
System.Core
    アセンブリ バージョン:4.0.0.0
    Win32 バージョン:4.8.4455.0 built by: NET48REL1LAST_C
    コードベース:file:///C:/windows/Microsoft.Net/assembly/GAC_MSIL/System.Core/v4.0_4.0.0.0__b77a5c561934e089/System.Core.dll
----------------------------------------
System.Xml
    アセンブリ バージョン:4.0.0.0
    Win32 バージョン:4.8.4084.0 built by: NET48REL1
    コードベース:file:///C:/windows/Microsoft.Net/assembly/GAC_MSIL/System.Xml/v4.0_4.0.0.0__b77a5c561934e089/System.Xml.dll
----------------------------------------
DirectShowLib-2005
    アセンブリ バージョン:2.1.0.38603
    Win32 バージョン:2.1.0.38603
    コードベース:file:///C:/Users/(ユーザー名)/AppData/Local/Apps/2.0/HE09PHGD.W13/V9JR2026.YYA/area..tion_1e382dedd6317912_0001.0000_a4173b6a22fa0319/DirectShowLib-2005.DLL
----------------------------------------
MediaFoundation
    アセンブリ バージョン:3.0.0.0
    Win32 バージョン:3.0.0.0
    コードベース:file:///C:/Users/(ユーザー名)/AppData/Local/Apps/2.0/HE09PHGD.W13/V9JR2026.YYA/area..tion_1e382dedd6317912_0001.0000_a4173b6a22fa0319/MediaFoundation.DLL
----------------------------------------
ImageButton
    アセンブリ バージョン:1.0.0.0
    Win32 バージョン:1.0.0.0
    コードベース:file:///C:/Users/(ユーザー名)/AppData/Local/Apps/2.0/HE09PHGD.W13/V9JR2026.YYA/area..tion_1e382dedd6317912_0001.0000_a4173b6a22fa0319/ImageButton.DLL
----------------------------------------
DirectShowLib.Utils
    アセンブリ バージョン:1.0.5305.38646
    Win32 バージョン:1.0.5305.38646
    コードベース:file:///C:/Users/(ユーザー名)/AppData/Local/Apps/2.0/HE09PHGD.W13/V9JR2026.YYA/area..tion_1e382dedd6317912_0001.0000_a4173b6a22fa0319/DirectShowLib.Utils.DLL
----------------------------------------
mscorlib.resources
    アセンブリ バージョン:4.0.0.0
    Win32 バージョン:4.8.4084.0 built by: NET48REL1
    コードベース:file:///C:/windows/Microsoft.Net/assembly/GAC_MSIL/mscorlib.resources/v4.0_4.0.0.0_ja_b77a5c561934e089/mscorlib.resources.dll
----------------------------------------
System.Windows.Forms.resources
    アセンブリ バージョン:4.0.0.0
    Win32 バージョン:4.8.4084.0 built by: NET48REL1
    コードベース:file:///C:/windows/Microsoft.Net/assembly/GAC_MSIL/System.Windows.Forms.resources/v4.0_4.0.0.0_ja_b77a5c561934e089/System.Windows.Forms.resources.dll
----------------------------------------

************** JIT デバッグ **************
Just-In-Time (JIT) デバッグを有効にするには、このアプリケーション、
またはコンピューター (machine.config) の構成ファイルの jitDebugging 
値を system.windows.forms セクションで設定しなければなりません。
アプリケーションはまた、デバッグを有効にしてコンパイルされなければ
なりません。

例:


    


JIT デバッグが有効なときは、このダイアログ ボックスで処理するよりも、
ハンドルされていない例外はすべてコンピューターに登録された
JIT デバッガーに設定されなければなりません。

「続行」なら起動するが……

エラー画面の「終了」ボタンを押すとその後何も起こらず終了してしまうだけですが、「続行」ボタンを押すとアプリケーションが起動し画面が表示されました。
しかし、キャプチャー画面は真っ白。
録画することは出来ませんでした。

続行で起動はしたがキャプチャ画面は真っ白

解決策

実はこのエラー、数年前に気付いていたのですが、当時は調べてもわからず諦めていました。
しかし今回はどうしても使用したい。
インターネットを検索してみたところ検索の仕方が良かったのか、英語のページでヒントを得ることが出来ました。

プライバシーの「カメラ」の設定

結論から。
Windows 10の設定画面で「デスクトップ アプリがカメラにアクセスできるようにする」をオンにすると、起動時にエラーが表示されなくなりました。
なお、これだけでは不十分でした。(詳細は後述)

エラーなく起動しキャプチャ画面にも映像が映った

当該設定項目は
設定 > プライバシー > (「アプリのアクセス許可」欄の) カメラ
の画面内にあります。

まずは「アプリがカメラにアクセスできるようにする」をオンにする必要があります。
オンにしたあと画面を下部までスクロールさせると「デスクトップ アプリがカメラにアクセスできるようにする」のグレーアウトが解除されて変更出来るようになるので、この項目をオンにします。
すると「AREA HD Capture」がエラー無く起動するようになります。

「アプリがカメラにアクセスできるようにする」をオンにする

「デスクトップ アプリがカメラにアクセスできるようにする」をオンにする

「マイク」の設定も必要

ソフトの起動にエラーは表示されなくなったものの、「REC」ボタンを押しても動画録画をすることは出来ませんでした。
エラー等は特に表示はされず、キャプチャー画面にもしっかり映像は表示されていたのですが、動画ファイルが作成されませんでした。
なお、「📷(カメラ)」ボタンは機能し、静止画のキャプチャー画像はファイル保存されました。

たまたまなんとなく「マイク」のプライバシー設定も必要なのではないかと、同様にオンにしてみたところ、動画ファイルが保存されるようになりました。

当該設定項目は
設定 > プライバシー > (「アプリのアクセス許可」欄の) マイク
の画面内にあります。

まずは「アプリがマイクにアクセスできるようにする」をオンにする必要があります。
オンにしたあと画面を下部までスクロールさせると「デスクトップ アプリがマイクにアクセスできるようにする」のグレーアウトが解除されて変更出来るようになるので、この項目をオンにします。
すると動画保存されるようになります。

「アプリがマイクにアクセスできるようにする」をオンにする

「デスクトップ アプリがマイクにアクセスできるようにする」をオンにする


昨今はウェブ広告業者によるユーザー追跡が問題になったりもしていますから、プライバシー関連の項目は何かとオフにしてしまいがちな私です。
まさかそれが原因になろうとは思いもしませんでしたが、今回はどうしても使用したかったので解決できて良かったです。

なお、このハードウェアはOBS Studio等のソフトウェアも利用できるとのことですので、動画配信者はそれらを使用するのもありかと思います。

未解決なのでまったく参考にはならないかと思いますが、このような現象が起きているという報告として、書き記しておきたいと思います。
LINEへ問い合わせた内容も載せておきます。

ダウンロードできない状況について

何が起きているか?

PC版LINE(Windows用インストールアプリケーション)で、スタンプや絵文字がダウンロードできず、使用できない状況です。

2020/10/30現在、スタンプ一覧を開くと一旦0%→100%になったあと、再び「0%」に戻り「ダウンロードしています。しばらくお待ち下さい。」と表示されたまま、スタンプが表示されません。
絵文字も同様です。
LINEに問い合わせた時点では0%→100%→0%→100%とチカチカ画面が切り替わった後、止まってしまい、結果としてはスタンプは何もダウンロードされていない状況でした。

また、2020/10/30現在、最近使ったスタンプ(スマホで最近使ったものも含む)だけは表示されています。
LINEに問い合わせた時点ではこれも表示されませんでした。

いつから起きているか?

明確に気付いたのは今年初めですが、思い起こすと去年より前の時点でも発生していました。
当時はPCのLINEでスタンプを送信する機会がなく、あまり気にしていませんでしたが、新しく購入したスタンプが表示されないなとは思っていました。
それより前の数年前はPCでもスタンプを送信していたので、昔は利用できていたようです。

どのような環境で起きているか?

昨年までは、IntelのCPUを搭載したWindows 7 Ultimate 64ビットを利用していました。
このPCで、数年前は利用できていたのに、いつからかダウンロード出来なくなってしまいました。

昨年PCを買い替え、今はAMDのCPUを搭載したWindows 10 Pro 64ビットを利用しています。
このPCでもスタンプや絵文字はダウンロードすることができずにいます。

LINEに問い合わせした時点でのWindows 10バージョンは1909です。
メモリは新旧PC共に32GB、システムドライブの空き容量は100GB以上ある状況です。

セキュリティソフトやファイアウォールは?

現在使用しているAMD-CPUのPCでは、セキュリティソフト入れていません。
Windows 10に標準搭載のWindows Defenderのみです。
昨年まで使用していたIntel-CPUのPCのWindows 7では、Microsoft Security Essentialを入れていました。

アンチウイルスソフトやファイアウォールソフトは入れていません。

Windowsファイアウォール(OS標準機能)も確認しましたが、LINEアプリケーションに関係するような規則はありませんでした。
また、ルーターでも特に制限は設定していません。

回線は?

普段はNURO回線に有線接続してインターネットをしています。
NUROや特定IPアドレスだけで発生するものかとも思い、NURO回線は切断した上で、スマートフォンにテザリングして携帯電話回線でも確認してみましたが、やはりスタンプや絵文字はダウンロードできませんでした。
(動作に違いはありませんでした。)

再インストールは?

再インストールもしました。
ゴミファイルが残っていないか確認してからインストールしましたが、状況は変わりませんでした。

権限は?

Windowsは7でも10でも管理者権限で利用しています。
念のために関連するフォルダーにEveryoneにフルコントロール権限も与えてみましたが、状況は変わりませんでした。

LINEのサポートへの問合せ状況

LINEへは今年の2月から問い合わせを始めました。
メールでのやりとりでは無く、ウェブページのフォームから入力になり、返信する際も指定された専用フォームからの入力になります。

しかし、何度かやりとりが続いた3月、専用ページでは無く指定のメールアドレスに動画を送るように指示されました。
そのメールアドレスに動画を添付してメール返信したのですが、以降音沙汰が無く無視されてしまっています。

念のために2週間ほど経ったあとにも再送したのですが、反応はありませんでした。
迷惑メールも含めてすべてのメールを受信するようにしているので、LINEからの返信メールが受信できていないわけではないようです。
動画の容量はたった463KBなので、添付ファイルのサイズが大きすぎたわけではないようです。
また拡張子も指示されたもので送ったので、これも原因だったとは考えにくいです。

具体的なやりとり

具体的なやりとり内容を下記に貼り付けておきます。

①LINEへの問い合わせ

お問い合わせ内容

1)発生した問題
その他

2)問題が発生するネットワーク回線種別
Wi-Fi

3)発生した問題の詳細
問い合わせ内容の前に「問題が発生するネットワーク回線種別」で「Wi-Fi」を選択しましたが、正確には無線では無く有線LAN(NURO 光)です。
問い合わせ内容ですが、PC版(Windowsインストール版)LINEにて、絵文字とスタンプが表示されません。
絵文字については、まとめてダウンロードをクリックした後、ダウンロードしているような表示があった後、どの絵文字(種類)を選んでも真っ白で何も表示されません。
スタンプについては、まとめてダウンロードをクリックするとダウンロードしているような表示はあるのですが、それぞれのスタンプを開いてみると、再度ダウンロードが始まります。
「スタンプをダウンロードしています」と表示され、100%→0%→100%→0%…と何度も繰り返した後、止まります。止まったあとは真っ白でスタンプの絵は何も表示されません。
ソフトを終了(プロセスを終了)して起動し直すと、絵文字もスタンプも上記のようにダウンロードされ(スタンプは100%0%を繰り返し)、何も表示されません。
ソフトをアンインストールして、ファイルやフォルダーの存在がないことを確認した上で、再インストールしても同様でした。
環境はWindows10Pro(64ビット)です。

▼添付画像
※LINEへは加工無しの画像を送信しています。

LINEへの問合せ添付画像1


LINEへの問合せ添付画像2


LINEへの問合せ添付画像3



②LINEからの回答

LINEおよび関連サービスをご利用いただきありがとうございます。
LINEカスタマーサポートです。

このたびはご不便をおかけして申し訳ありません。

現在も問題が発生している場合は、下記ヘルプページの内容をお試しください。
※操作手順でご不明な点がある場合には、ご利用のメーカーまたは、ソフトウェア会社様へお問い合わせください。​

▼ログインできない・動作に問題がある
※ご利用中のPC版LINEで、該当する項目のみ確認を行ってください。
https://help.line.me/line/win/?contentId=50000040

また、スマートフォン版LINEより、スタンプと絵文字の再ダウンロードをお試しください。

◆スタンプの再ダウンロード手順◆
1)メインメニュー[友だち]>[設定]>[スタンプ]>[マイスタンプ編集]をタップ
2)問題が発生しているスタンプを削除
3)[スタンプ]に戻る
4)[マイスタンプ]>削除したスタンプの[↓]をタップ/または画面下の[全てをダウンロード]をタップ

◆絵文字の再ダウンロード手順◆
1)メインメニュー[友だち]>[設定]>[スタンプ]>[マイスタンプ編集]をタップ
2)問題が発生している絵文字を削除
3)[スタンプ]に戻る
4)[マイスタンプ]>削除した絵文字の[↓]をタップ/または画面下の[全てをダウンロード]をタップ

上記をお試しいただいても問題が解決されない場合、調査を行わせていただきます。
調査にご協力いただける場合、以下の項目を《返信用URL》よりご連絡ください。
※《返信用URL》はこのご案内の最後にあります。

なお、質問事項は、すべての項目をご回答ください。
すでにご申告いただいている項目についても、再度ご回答をお願いします。
※ご回答がない場合、調査を進めることができないことがあります。​

■質問事項

≪ご利用環境について≫
1)PCでご利用のLINEバージョン
回答:

2)ご利用OS
例:Windows7 64bit/Windows8 64bit/OSX 10.9 Mavericks
回答:

3)Chrome版をご利用の場合、Chromeブラウザのバージョン
回答:

4)LINEでの登録情報
国/国番号:
電話番号:
メールアドレス:
LINE ID:
スマートフォンの機種名:

≪発生している問題について≫
1)問題発生日時
例:2015年4月1日 23時30分頃
回答:

2)PC端末のCドライブの空き容量
回答:

3)スタンプで発生している問題について
( )ダウンロードできない
( )スタンプ一覧画面が開かない
( )スタンプ一覧の上部右端の時計マークに最近利用したスタンプが表示されない
( )その他
※その他を選択した場合は詳細をご連絡ください

4)問題発生頻度
( )必ず発生する
( )10回に3回くらい発生する
( )今は発生していない

5)行ったものに○をつけてください
※ご利用中のPC版LINEで、該当する項目のみチェックを入れてください
( )PC版LINEのアップデート
( )PCの再起動
( )PC版LINEのアンインストールおよび再インストール
( )ファイヤーウォールやセキュリティソフトを一時的に無効にする、またはLINEの接続を許可する
( )常駐ソフトウェアやカスタマイズソフト(WindowBlindsなど)の無効化
( )Chromeブラウザのアップデート
( )バックグラウンドで通信しているアプリや拡張機能を無効化
( )キャッシュや閲覧履歴データを消去​​
( )絵文字の再ダウンロード
( )スタンプの再ダウンロード

ご返信の内容を元に調査を進めてまいります。
※調査にはお時間がかかる場合もあります。

今後とも、弊社サービスをよろしくお願いいたします。

《返信用URL》 ※下記はお客さま専用のURLです。公開はお控えください。
https:// (非公開)

③LINEへの返答

お問い合わせ内容

≪ご利用環境について≫
1)PCでご利用のLINEバージョン
回答:5.22.0.2111

2)ご利用OS
例:Windows7 64bit/Windows8 64bit/OSX 10.9 Mavericks
回答:Windows10 Pro 64bit

3)Chrome版をご利用の場合、Chromeブラウザのバージョン
回答:(Chrome本体およびChrome版LINEはPCにインストールしておりません。IronとVivaldiはインストールしてあります。)

4)LINEでの登録情報
国/国番号:日本
電話番号:(非公開)
メールアドレス:(非公開)
LINE ID:(非公開)
スマートフォンの機種名:SHARP AQUOS sense3 (docomo SH-02M)

≪発生している問題について≫
1)問題発生日時
例:2015年4月1日 23時30分頃
回答:2020年2月20日 17時00分頃~

2)PC端末のCドライブの空き容量
回答:131GB(222GB中)

3)スタンプで発生している問題について
(●)ダウンロードできない
( )スタンプ一覧画面が開かない
( )スタンプ一覧の上部右端の時計マークに最近利用したスタンプが表示されない
( )その他
※その他を選択した場合は詳細をご連絡ください

4)問題発生頻度
(●)必ず発生する
( )10回に3回くらい発生する
( )今は発生していない

5)行ったものに○をつけてください
※ご利用中のPC版LINEで、該当する項目のみチェックを入れてください
( )PC版LINEのアップデート
(●)PCの再起動
(●)PC版LINEのアンインストールおよび再インストール
(●)ファイヤーウォールやセキュリティソフトを一時的に無効にする、またはLINEの接続を許可する
(●)常駐ソフトウェアやカスタマイズソフト(WindowBlindsなど)の無効化
( )Chromeブラウザのアップデート
( )バックグラウンドで通信しているアプリや拡張機能を無効化
( )キャッシュや閲覧履歴データを消去​​
(●)絵文字の再ダウンロード
(●)スタンプの再ダウンロード

④LINEからの回答

LINEおよび関連サービスをご利用いただきありがとうございます。
LINEカスタマーサポートです。

このたびは、ご連絡が遅くなり申し訳ございません。

大変恐縮ですが、追加でお伺いしたい内容がございます。
以下質問への回答を《返信用URL》よりご連絡ください。

◆質問◆

1)以下のフォルダ上にStickerファイルはありますか
%localappdata%/LINE/Data/Sticker
( )ある
( )ない
2)以下のフォルダを利用する権限はありますか
%localappdata%/LINE/Data/Sticker
( )ある
( )ない

ご連絡お待ちしております。

今後とも、弊社サービスをよろしくお願いいたします。

《返信用URL》 ※下記はお客さま専用のURLです。公開はお控えください。
https:// (非公開)

⑤LINEへの返答

お問い合わせ内容

1)以下のフォルダ上にStickerファイルはありますか
%localappdata%/LINE/Data/Sticker
(●)ある
( )ない
2)以下のフォルダを利用する権限はありますか
%localappdata%/LINE/Data/Sticker
(●)ある
( )ない

数字のフォルダーがたくさん作成されております。
フォルダーやファイルの作成日付はどれも問い合わせを開始した2月20日です。
数字のフォルダーの中には「tab_off.png」「tab_on.png」のファイルが格納されており、「1」「sound」「animation」などのフォルダーがあるものもあります。(ファイルはたいして入っておらず、0~2つ程度です。)
念のため「%localappdata%\LINE」以下、Everyoneにフルコントロールや変更権限を与えましたが、変化はありませんでした。

▼添付画像

LINEへの問合せ添付画像4



⑥LINEからの回答

LINEおよび関連サービスをご利用いただきありがとうございます。
LINEカスタマーサポートです。

このたびはご不便おかけして申し訳ありません。

お問い合わせいただいている問題の原因究明のために、お客さまから提供いただきたいファイルがあります。

ファイル提供にご協力いただける場合は、下記内容を参照いただき、指定のメールアドレス宛にファイルをお送りください。

▼お客さまから提供いただきたいファイル
「Sticke」>「1」フォルダが確認できる状態で、スタンプをダウンロードした際の「1」フォルダ内の挙動が確認できる動画ファイルの原本(MP4、WMV、AVI、MOV)

■ファイル送付手順
1)ファイルを添付
2)メールの件名および本文内に問い合わせ番号「受付番号: (非公開) 」​を記載
3)送信先に (非公開) を入力し送信

【注意事項】
・画像や動画ファイルの原本を送る際は、ファイル形式の変換は行わずにお送りください。
・携帯キャリアが提供するメールの場合、ファイルサイズによっては添付できない可能性があるため、GmailやYahoo!メールなどフリーメールアドレスからの送付を推奨しています。
・メールの件名や本文に問い合わせ番号が記載されていない場合、本問い合わせとメール内容の照合が取れず、調査ができませんのでご注意ください。

送付いただいたメールおよび添付ファイルは、プライバシーポリシーに従って管理し、弊社で定めている保存期間経過後は全て破棄いたします。

▼LINEプライバシーポリシー
http://terms.line.me/line_rules/​

今後とも、弊社サービスをよろしくお願いいたします。

⑦LINEへのメール返信

▼メール件名
受付番号: (非公開)

▼メール本文
LINEカスタマーサービス 御中

お世話になっております。
Windows版LINEで問い合わせをしております、アカウント名「 (非公開) 」でございます。

受付番号: (非公開)

動画ファイルを添付致しましたのでご確認ください。
「5.mp4」
動画は、LINEアプリケーションを起動し、トーク画面のスタンプボタンを押したところから始まります。
よろしくお願い致します。

▼添付の動画ファイル
※LINEへは加工無しの動画を送信しています。

以降、LINEからは音沙汰がありません。
未解決のままです。


※2021/10/28追記

他の手段

同様の事象に見舞われたという方から、Microsoft Storeで配布されているUWP版LINEを使用してはどうか、というご意見を頂きました。
どうもありがとうございました。
また、お返事をせず済みませんでした。

上記も1つの手段だとは思います。
ただ、他の手段を使用するということですので、問題の解決にはなっていません。
また、昨今MicrosoftはUWPをやめる傾向で動いているようですので、将来が心配です。

記事を公開して約1年、問い合わせから1年半以上経ちましたが、2021年10月28日現在最新のver 7.3.1.2631でもダウンロード時の挙動は当時とは異なっているものの問題そのものは解決されていません。
(現時点でOSはWindows 10 Pro 64ビット、21H1、ビルド19043を使用しています。)
どうやらLINE側では問題を解決させる気はないようですね。

無理矢理に絵文字やスタンプを使えるようにする方法

ダウンロードできず問題が生じているパソコンで絵文字やスタンプを表示&使用する方法は無いわけではありません。
ただし、それにはもう1つWindowsパソコンが必要になります。

1.もう一つのパソコンにPC版LINEをインストール

PC版LINEは同時に2台のパソコンでログインすることはできないため、問題の生じているほうのパソコンのLINEは使用できなくなります。

2.絵文字とスタンプをすべてダウンロードする

もう一つのパソコンにインストールしたPC版LINEで絵文字とスタンプをダウンロードします。
※もちろんそのパソコンでは問題が生じず、ダウンロードが出来た場合の話になります。もう一つのパソコンでも同様の問題が生じてしまった場合は、この手順は利用出来ません。

3.絵文字とスタンプのデータをコピーする

もう一つのパソコンから、問題が生じているパソコンに絵文字とスタンプのデータをコピーします。
下記のフォルダー(以下のフォルダーやファイルすべて)を選択してコピー&貼り付けします。
%localappdata%\LINE\Data\Sticker\
%localappdata%\LINE\Data\Sticon\

4.問題が生じているパソコンのLINEを起動

問題が生じているパソコンのLINEを再起動し、ログインします。
すると絵文字とスタンプが表示され、使用できるようになります。

5.注意事項

ただし、問題が解決したわけではありません。
よって、新たな絵文字やスタンプが加わった場合は、今まで通りダウンロードできず、使用することが出来ません。
その場合は1~4の手順を毎回実行しなければなりません。

以上、無理矢理使う方法でした。

エラーのないWindowsを使いたいと思う常日頃。またもトラブルです。
何を契機に始まったのかわからないけれど、Security-SPP のエラーが発生していることがわかりました。
いつものように、自分用メモなので画像は撮っていません。
わかりづらくてすみません。
(※Windows 10 Pro x64)

イベント ビューアーを見たらエラーがたくさん記録されていた

イベント ビューアー > Windows ログ > Applocation
を開いてみたら、Security-SPPのエラーが大量に記録されていました。
記録が多過ぎからでしょうか?1ヶ月前からしか記録が残っていませんが、30秒ごとにエラーログが残ってました。

ソフトウェア保護サービスの 2120-02-16T02:42:06Z の再起動をスケジュールできませんでした。エラー コード: 0x80070002。

- System 
  - Provider 
     [ Name]  Microsoft-Windows-Security-SPP 
     [ Guid]  {E23B33B0-C8C9-472C-A5F9-F2BDFEA0F156} 
     [ EventSourceName]  Software Protection Platform Service 
  - EventID 16385 
     [ Qualifiers]  49152 
   Version 0 
   Level 2 
   Task 0 
   Opcode 0 
   Keywords 0x80000000000000 
  - TimeCreated 
   [ SystemTime]  2020-03-11T02:42:06.585814600Z 
   EventRecordID 431058 
   Correlation 
  - Execution 
     [ ProcessID]  0 
     [ ThreadID]  0 
   Channel Application 
   Computer (コンピューター名) 
   Security 
- EventData 
   0x80070002 
   2120-02-16T02:42:06Z 

何これ……。(時刻の部分は30秒ごとに異なっていました。)
とりあえずタスク スケジューラを開いてみることにしました。

タスク スケジューラを開いたらエラーダイアログが大量発生

タスク スケジューラを開いてSecurity-SPP関連が何か無いか確認しようと思ったら、Security-SPPのエラーとは別にタスク スケジューラのエラーがたくさん出て来ました。
実はそこそこ前からエラーが出ることは気付いていたのですが、面倒臭いので放置していましたが、これを機にエラーを解決することにしました。

現象としては「HRESULT からの例外:0x80041313」というエラーダイアログが次から次へと大量に出ていること。
このダイアログを数十回閉じたあとはタスク スケジューラを操れるようになります。

タスクの状態(履歴)の有効化

エラーの解決前に、タスクの状態欄が真っ白で何も出てこないので、履歴を記録するようにしました。

参考にしたサイト:
https://i-think-it.net/windows-taskschd-rireki-enable/

イベント ビューアー > アプリケーションとサービスログ > Microsoft > Windows > TaskScheduler
このフォルダーを開いて、「Operational」のプロパティを開いて「ログを有効にする」チェックボックスにチェック。

これでタスクの状態が空欄では無くなりました。

タスク スケジューラのエラー解決に向けてやったこと

タスク スケジューラ自体のエラー解決に向けて、以下のことを行いました。

① タスク スケジューラ上でエラーになっているタスクを片っ端から削除

システムっぽいのもをあるけど気にせず削除しました。

② タスク スケジューラ上で空フォルダーの削除

空フォルダーは削除出来るものもあれば、削除出来ないものもありました。

③ エクスプローラー上で物理フォルダー(?)の削除

「②」で削除出来なかったフォルダーがあるので、エクスプローラーから削除しました。
C:\Windows\System32\Tasks
を開くと中にタスクが入っています。

アクセス出来ないようなフォルダーはアクセス権を変更するなどして無理矢理にでもアクセスしましたが、アクセス権変更についてはここでは語りません。(他サイトを参照してください。)

④ レジストリ エディター上でレジストリキーを削除

「③」で削除してもタスク スケジューラ上から消えないことがあります。(消えないことがあるというより、消えないと言ったほうが良いかも。)
レジストリ エディターを開いて下記のパスにアクセスするとタスクの一覧が出て来ます。
コンピューター\HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Schedule\TaskCache\Tree

「③」のフォルダーに合わせる形でキーを削除しました。

Repair Tasksツールを実行

ここまでやっても解決しませんでした。
相変わらずタスク スケジューラにはエラーダイアログが出て来ます。
そこで、Repair Tasksを実行しました。

参考にしたサイト:
http://blog.livedoor.jp/firepeng/archives/5063546.html

現在はGithubで配布されているようなので、下記のURLにアクセスして「RepairTasks.zip」をダウンロード。
https://github.com/Dijji/RepairTasks/releases

ダウンロード後は解凍し、exeを管理者実行し、「Scan」ボタン→「Repair」ボタンの順で押下しました。
※今回バックアップは取りませんでしたが、心配な場合はSaveしておくと良いと思います。

途中でアクセス出来ないようなエラーが出て来ました、結果的にはこれでタスク スケジューラでエラーダイアログが出ることは無くなりました!(解決)

Security-SPPのエラー解消は別の正常なマシンから

Security-SPPのエラー解消ですが、まずは下記のサイトを参考にしました。
https://answers.microsoft.com/ja-jp/windows/forum/all/security-sppのエラー/50cbe7dd-b03d-476f-b1a9-d5fa9d2f6bdc
すると、2つのページを参考にしろとリンクが貼ってありました。

1つ目のページではタスクのフォルダーのパスが書かれていますが……、うちのWindowsにはこんなパスが存在しない!
https://support.microsoft.com/en-us/help/3033200/failed-to-schedule-software-protection-service-for-restart-error-in-wi
C:\Windows\System32\Tasks\Microsoft\Windows\SoftwareProtectionPlatform

2つ目のページでは正常なマシンから「SoftwareProtectionPlatform」フォルダーと中身を持ってこいと書かれています。
https://shocksolution.com/2016/10/08/failed-to-schedule-software-protection-service-for-re-start-error-code-0x80041316/
これを実践することにしました。

リモート デスクトップ経由では……無理だった

正常稼働しているWindows10マシンが別にあるので、そこから「SoftwareProtectionPlatform」を持ってこようとしたのですが……ダメでした。
フォルダーは作成出来たものの、肝心なタスクファイルが持ってこられませんでした。

共有機能で持ってこうよしたら管理共有が有効になっていなかった

リモート デスクトップではコピーできなかったので、フォルダーの共有機能でコピーすることにしました。
\\192.168.xxx.xxx\c$\Windows\System32\Tasks\Microsoft\Windows\SoftwareProtectionPlatform
と指定して開こうとすると、開かない……。
アカウント名やパスワードは間違っていないのに、他のフォルダーや他のドライブにもアクセスできない。
Windows10では管理共有がデフォルトでは無効化されていることが原因でした。

管理共有の有効化

管理共有を有効にする方法は下記のサイトを参考にしました。

レジストリ エディターで下記にアクセスします。(リモート デスクトップ経由でOK)
コンピューター\HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\System

DWORD(32ビット)で「LocalAccountTokenFilterPolicy」を追加し、値を「1」にします。

パソコンを再起動します。(再起動しないとダメでした。)

すると管理共有が有効になり、無事に「SoftwareProtectionPlatform」フォルダーの中身もコピーすることが出来ました。

レジストリのインポート……が出来ない

「SoftwareProtectionPlatform」フォルダーの中身をコピーして終わりではありません。
先程のタスク スケジューラのエラー解決時に記載した通り、ファイルだけでなくレジストリも必要になってきます。

正常動作しているマシンからレジストリーをエクスポートします。
コンピューター\HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Schedule\TaskCache\Tree\Microsoft\Windows\SoftwareProtectionPlatform
キーを右クリックしてエクスポート。

このエクスポートしたレジストリファイルを持ってきて、実行……しても追加されない。(あれっ?)
レジストリ エディターを開いて、ファイルを選択してインポート……も出来ない。

出来ない理由はアクセス権にありました。
コンピューター\HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Schedule\TaskCache
これ以下にはアクセス権が無いことが原因でした。

アクセス権の許可

Administratorsにフルコントロール権限を与えれば解決すると思ったのですが、権限を与えることが出来ませんでした。
本当はあまり大きくいじりたくは無かったのですが……。

参考にしたサイト:
https://www.billionwallet.com/goods/windows10/win10_registry-permission.html

やはり所有者を変更しないとダメなようでした。
SYSTEMからAdministratorsに所有者を変更し、フルコントロール権限を与え、子オブジェクトにも継承させました。

すると、インポートすることが出来ました。

再起動して解消を確認

ここまでやってやっとSecurity-SPPのエラーは解消しました。
再起動して確認したところ、それまで30秒ごとに記録されていたエラーは出なくなっていました。
長い道のりでした。

0. はじめに

内容はかなり端折っています。
初級者の方が見ながら実行すれば解決するというものでは無く、ある程度知識がある方が見ないとわからない内容となっています。
どのような人がターゲットかというと「私」です。
Windows10のPCは家族含めて何台もあるのですが、どれもこれも1度はトラブってうんざり。
何故こんなにもWindows10はトラブルが多いのか……。
そんな私のためのメモでもあります。
なお、環境はUEFI、GPT(MBRではない)を前提としています。

2023年5月17日追記:
まずは長時間放置も試してください。

1. セーフモードで(が)起動するとき

セーフモードで起動させ、コマンド(管理者)を実行。

chkdsk システムドライブ: /f /r
chkdsk システムドライブ: /b /x ※最近は専らこちらのオプションを使用(2021/03/03)
sfc /scannow
dism /online /cleanup-image /restorehealth

Windows Update後にドラブったときは、最新のUpdateを削除。
ソフトの場合はソフトを削除。

2. セーフモードで(が)起動できないとき

2-1. セットアップディスクの用意

当該バージョンのDVDを用意してDVDブート(USBでも可)。

最新以外のバージョンのISOは下記サイトからダウンロード可能。
https://tb.rg-adguard.net/public.php

2-2. 修復メニューの表示

「今すぐインストール」ボタンのある画面の左下の「コンピューターを修復する」を選択。
オプションの選択で「トラブルシューティング」を選択。

2-3. スタートアップの修復

詳細オプションの「スタートアップの修復」を実行。
多くのサイトでは2~3回実行すると書かれているが、うちでは複数PC合わせて100回は実行してきたが一度たりとも修復出来た試しは無い。
つまり「修復できませんでした」のいつもの文字を見るために実行する。

2-4. システムの復元

詳細オプションの「システムの復元」を実行。
復元ポイントに戻す。

グラフィックドライバーの更新後に起動しなくなったときは、これで直ったことがある。
ただ、多くの場合は直らなかったり、そもそも復元ポイントを作成していなかったりと、使えないことが多かった。

2-5. 更新プログラムのアンインストール

詳細オプションの「更新プログラムのアンインストール」を実行。
Windows Updateが原因で起動しなくなったときは有効かもしれない。
ただ、うちではUpdate後にトラブったときに、そもそもこのメニューが出てこなかったので、これを使って直ったことは無い。

2-6. コマンドプロンプト

詳細オプションの「コマンド プロンプト」を実行。
(ほとんどのトラブルはコマンドで直してきた。)

2-6-1. Windowsブート領域の修復

ブート領域はドライブレターが割り振られていないので、ドライブレターを設定する。

diskpart
list volume
「FAT32」のボリュームを見付けて番号を覚えておく(この番号は後でも使う)
select volume 番号
assign letter z(←ドライブレターは空いているものならなんでも良い)
※ドライブレターは、再起動後は再設定が必要。(毎回消えます。)
exit

cd /d z:\efi\microsoft\boot
del bcd
※多くのサイトでは「ren bcd bcd.bak」などでバックアップを取っているけれど、うちでは役に立ったことは無いので消している。
bootrec /rebuilbcd
→ ここでWindowsの認識数が1(以上)ではないときは、手順2-6-2.へ。
bootrec /fixboot
→ うちではお約束の如く「アクセスが拒否されました」と表示される。(もちろんそれではダメ)
bcdboot システムドライブ:\windows /l ja-JP /s z: /f all
※ システムドライブは、Windows10上ではCドライブ(C:\Windows)と表示されていても、この画面ではまったく別のドライブレターだったりする。

2-6-2. システムドライブのドライブレターの見つけ方

うちでは10個ぐらいドライブ(レター)があるPCでトラブったりもしていて、そんなときはひたすら探すしかない。

diskpart
list volume
ここでだいたいの目星を付ける。
exit

あとは
dir
コマンドを実行して、フォルダー構成がそれっぽいドライブを探す。

2-6-3. ブート領域のフォーマット

「bootrec /rebuilbcd」や「bootrec /fixboot」が上手く行かないときはフォーマットする。

format z: /fs:fat32

もう一度2-6-1.の後半のコマンドを実行してbcdを作成する。

bootrec /rebuilbcd
bootrec /fixboot
bcdboot システムドライブ:\windows /l ja-JP /s z: /f all

で、ここで油断してはいけない。
bcdファイルを編集する(必要があることがある)。

アクセス権の変更。

attrib z:\efi\microsoft\boot\bcd -h -r -s

bcdの内容を表示する。

bcdedit

「Windows ブート マネージャー」欄の「device」を確認すると……「partition=Z:」になっている。(なっていない場合は以降は不要)
「Z:」って自分で勝手に付けたドライブレターだから、再起動すると認識出来なくなってしまうかもしれない。
なので、書き換える。

bcdedit /set (identifierの内容({~}のこと。「{」や「}」も必要)) device "partition=\Device\HarddiskVolume(番号)"

※番号は、2-6-1.の手順で覚えた番号。「bcdedit /set {abcd-efgh} device “partition=\Device\HarddiskVolume15″」みたいな感じになる。

もう一度bcdの内容を表示して、正しく書き換わっていることの確認。

bcdedit

【補足】
「Windows ブート ローダー」欄のドライブレターが「C:」になっていないのは問題無し。
上記で確認したシステムドライブのドライブレターであればOK。

2-6-4. Windowsの修復

ブート領域を修復してもWindows自体が壊れている場合は起動しないので、Windowsを修復する。

ディスクのエラーチェック。

chkdsk システムドライブ: /f /r
chkdsk システムドライブ: /b /x ※最近は専らこちらのオプションを使用(2021/03/03)

システムファイルの修復。

sfc /scannow
だとエラーになるので
sfc /scannow /offbootdir=システムドライブ: /offwindir=Windowsドライブ:\Windows

※なお、うちのPCはすべてシステムドライブとWindowsドライブは同じ。
※ドライブレターは上記で確認したドライブレター(つまり「C:」とは限らない)。

続けて。

dism /online /cleanup-image /restorehealth
だとエラーになるので
dism /image:システムドライブ /cleanup-image /restorehealth /source:esd:DVDドライブ:\sources\install.esd:インデックス番号 /limitaccess
もしくは
dism /image:システムドライブ /cleanup-image /restorehealth /source:wim:DVDドライブ:\sources\install.wim:インデックス番号 /limitaccess
(詳細は後述)

2-6-4-2. DISMコマンド実行の準備

前述で、
dism /image:システムドライブ /cleanup-image /restorehealth /source:esd:DVDドライブ:\sources\install.esd:インデックス番号 /limitaccess
もしくは
dism /image:システムドライブ /cleanup-image /restorehealth /source:wim:DVDドライブ:\sources\install.wim:インデックス番号 /limitaccess
と書いたが、実行する前に情報を集めておく必要がある。

・セットアップディスクの入ったDVD(USB)ドライブのドライブレター
・ESDまたはWIMファイルの在処
・ESDファイルなのかWIMファイルなのか
・インデックス番号

まず、DVDドライブのドライブレターは、システムドライブを探した要領で、ドライブレターを見付けておく。

次に、ESDまたはWIMファイルの在処は、だいたいは「DVD(またはUSB)ドライブ:\sources\」に「install.esd」または「install.wim」が存在する。
たまに別の場所にあること(フォルダーの階層が深い場合)もあるので、注意が必要。

存在するファイルは「install.esd」または「install.wim」のどちらか1つ。
「/source:esd:」または「/source:wim:」と、オプションコマンドが異なってくるので、拡張子は覚えておくこと。

インデックス番号は、当該Windowsエディションの番号。
番号は世界で決まっているわけでは無いので、セットアップディスクごとに調べる必要がある。
例えば、修復しようとしているWindows10が「Pro」なら、Proの番号を控える。

dism /get-imageinfo /imagefile:DVDドライブ:\sources\install.esd
または
dism /get-imageinfo /imagefile:DVDドライブ:\sources\install.wim

【補足】
「/limitaccess」は上書きや削除などを防ぐためのオプションコマンド。
DVDなら書き換えられることは無いので不要だが、USBの場合は必須。
実際、USBでやらかしてinstall.wimが消えたことがあった。

2-6-5. ドライバの削除

上記の手順までで9割の事象は解決してきたが、解決出来なかった場合もあった。
その際は不要なOEMドライバを削除することで解決できた。

ドライバの一覧を表示する。

dism /image:システムドライブ:\ /get-drivers

数が多くて表示が流れてしまう場合はmoreコマンドを使うと良いかも。

dism /image:システムドライブ:\ /get-drivers | more

怪しいドライバの目星が付いたら削除する。

dism /image:システムドライブ:\ /remove-driver /driver:oemxx.inf

※複数同時削除も可能
dism /image:システムドライブ:\ /remove-driver /driver:oemxx.inf /driver:oemxx.inf

3.最後に

うちではここまでしたらほぼどのPCも復旧することができました。
(1つだけ復旧できず、Windows10をアップグレードインストールしたPCもありましたが。)

ただ、1回では起動しないことがあります。
うちでは、起動せず「0xc0000001」だの「0xc000000e」だののエラーが出ていたPCが、ここまでの手順を実行したら、やはり起動はしないものの「0xc0000098」に変化し、その後にもう一度PCを起動してみると正常にWindows10が起動した例がありました。

Windows10が正常に起動したあとは、念のために下記のコマンドを実行しておくと良いです。

chkdsk システムドライブ: /f /r
chkdsk システムドライブ: /b /x ※最近は専らこちらのオプションを使用(2021/03/03)
sfc /scannow
dism /online /cleanup-image /restorehealth

また、復元ポイントも作成し、高速スタートアップはオフにした上で、再起動させて問題無く起動することを確認しておくと良い思います。

※2021/03/03 CHKDSKのオプションを変更、一部誤字を訂正(ceanup → cleanup)