サミットストアの愚痴は書いていますがたまにはベルクも。
というわけで昨日、ベルク和光西大和店での支払いトラブルな出来事です。

支払い方法は伝わった?

若い男性が担当するレジにて「Suicaで」と伝えた私。

コロナ禍以降はレジ店員と客との間に仕切りが設けられるようになったストアも多いですが、ここベルク和光西大和店も透明プラスチックで区切られています。
今夜は寒くマスクもしていたので少し大きめの声を心掛けて伝えたのですが、後ろに並ぶ男性客2人が大きめの声で会話をしていたので、「Suicaで」という声は伝わっただろうか?と不満に感じました。
しかし店員からの反応があったので伝わったのだと安心しました。

え?何で決済した?

電子マネーの聞き間違いと言えば「(楽天)EDY」(エディ)と「iD」(アイディ)は有名なところですが、他に間違えようのない「Suica」(スイカ)を主に利用している私でも、数年に1度間違えられることがあります。
今日はそういう日でした。

店員がレジ打ち(バーコード読み込み)をしている間にスマートフォンのウィジェットでモバイルSuica残高が十分あることを確認。
タッチ画面に金額が表示されたのでスマホを近づけると……反応が無い(?)

しばらくすると店員が何やら無言でレジ操作を行って、表示されていた金額が一旦消えたあとに再び表示。
再度スマホを近づけると支払いが完了した……ようでしたが、いつもの「ピピッ」という音では無い鈍い音が聴こえました。

レシートが発行され手渡してくる店員。
その際に私は「『Suicaで』と言ったんだけど何で支払った?」と聞くと、しばらくお待ち下さいと何やら作業をし出そうとする店員。
いや、支払いを取り消してくれということではなく、何で支払ったのか知りたい。
するとQUICPayであるとの返答が来ました。
なるほど鈍くて聞きづらいあの音だったか。

わからないなら聞き返そうよ

私のスマホには「モバイルSuica」の他に「QUICPay」「iD」「WAON」をおサイフケータイとして、Googleウォレットにはクレジットカード「JCB」「VISA」(のNFCタッチ/コンタクトレス決済)を登録しています。
一方ベルク和光西大和店で利用できるタッチ式の電子マネーは「楽天EDY」「iD」「QUICPay」「交通系(Suicaを含む)」です。
よって店員は最初に「楽天EDY」で決済をしようとして、反応が無いことから「QUICPay」に切り替えたという流れのようです。

冒頭でも記述したとおり「EDY」と「iD」の間違いは良くある話です。
店員がSuicaではなく「EDY」だと信じ込んでしまっていたとしたら、EDYで反応がない場合には「iD」に切り替えると思いませんか?
それがなぜか「QUICPay」で決済されたわけです。

私が伝えた支払い方法が何だかわからないまま店員は適当に決済してしまったような気がしますね。

たかが10円だけれども

私にとって一番還元率が良いのはSuicaで、1.5%が還元されます。
正確には残高使用時ではなくSuicaへのチャージ時にポイント還元されるので、すでに還元されたあとだと言えます。

一方で今回誤って決済されてしまったQUICPayは、私の場合は還元率は0.7%です。
正確には毎月の総利用金額が税込1000円毎に2ポイントが貯まり、この2ポイントはAmazon.co.jpで使えば7円分になります。(1ポイント=3.5円)
(私は今までAmazon.co.jpでの支払いでしかポイント消費をしてないので以降これで計算します。)

今回の買い物は1580円ほどでしたので、Suicaなら23.7円の還元で、QUICPayだと3ポイント相当の10.5円になります。(後者は1000円毎に2ポイントなので7円となる場合もある。)
たかだか13円ほどの差ですよ。
返金等は求めず、今回はQUICPayで支払ったままで終えました。

ですが……。

10円差でも買い物は悩むもの

今回は店員が聞き間違えて信じ込んでしまったようではなく「わからないままに適当に決済した」ようにしか思えない点が引っかかります。
それに店員からはすみませんの一言もありませんでしたし。

こちらは240円の肉を買うか250円の肉を買うかで15秒ほど悩んだりもしながら今回買い物をしていました。
もしもキュウリが1本13円も安ければそりゃあ買いますよ。
たかが10円とはいえ無価値なものではありません。
物価高でシビアになっている中ですし、こういう対応は如何なものかと思う今回の出来事でした。

コード決済は店員レジで決済するストアは珍しくないものの、フルセルフレジや会計のみセルフのセミセルフレジが普及する中で、ベルク(和光白子店、光が丘店、練馬高松店も同様)のようにタッチ式電子マネーのみ店員が操作するようなレジは減ってきました。
今回のこのような出来事も過去の懐かしい笑い話となる日が来るかもしれませんね。

※なお、今回の事象についてウェアラブルレコーダーによる録音データが存在し言動の有無が検証可能です。要求があれば当事者には録音データを開示することが可能です。

和光市役所裏の1階とも地下とも言えるような場所、市役所駐車場脇に入口がある「和光農産物直売センター」。
和光市の特産品や他の地域の野菜や調味料などが販売されている店舗です。

レジには利用できるQRコード決済のマークが掲出されていますが、そこには「楽天ペイ(R Pay)」マークは存在しません。
また、JAあさか野の公式ウェブサイトではキャッシュレス決済導入のお知らせが出ていますが、そちらのページの画像でもPDF資料でも「楽天ペイ(R Pay)」のマークは見当たりません。

楽天ペイのマークは無い

楽天ペイは使えないのか聞いてみた

私が店員であれば「見ればわかるでしょう!」と言いたくなるところですが、そこをあえて聞いてみました。

私「楽天ペイは使えませんよね?」
店員「使えますよ

!?

なんと、楽天ペイで支払いが出来ました。

楽天はメジャーな企業でもありますし、使えるのであればマークを出しておいてほしいものですね。
担当者が相当な楽天嫌いなのかな?

和光農産物直売センターで支払いが出来ている

※2023年10月現在の状況です。

交通系ICカード「SAPICA」は関東地方の交通機関では利用できない

検索してこのページに辿り着いた方はどこで使えるのか知りたくてアクセスされたと思うので、まずは結論から。
コンビニエンスストア「セイコーマート」で使用することが出来ます。

SAPICAとは?

SAPICAとは北海道札幌市で入手出来る交通系ICカードの1つで、関東地方でいうところのSuicaやPASMOのようなものです。

SAPICAはSuica/PASMOのように全国で利用…とはいかない

SAPICAエリア(札幌市中心)ではSAPICAのほか、JR北海道のKitacaやSuica/PASMOやICOCAやSUGOCA/はやかけん/nimoca…などなど全国の交通系ICカードを利用できます。
全国のほとんどの交通系ICカードは他のエリアでも利用できるもの(相互利用可能)なのですが、しかしSAPICAは北海道以外のエリアでは利用できないのです。(投稿日2023/03/29現在)

私は2013年に札幌観光した際にSAPICAのことをよく知らないままお土産にとカードを購入してしまいました。
現地では普段利用しているモバイルSuicaを使用したため購入したSAPICAカードは使用せず、その後にSuica/PASMOエリアではSAPICAが利用できないことを知りました。
カード裏面の案内には「10年間利用が無い場合は残高が失効する」との記載があります。
しかし北海道に行く予定は今のところ無く、このままでは近い内に残高が丸々失効してしまいます。

カード裏面の利用案内には10年間利用が無いと失効するとの記載

セイコーマートなら北海道以外でも使用可能だった

SAPICAが他地方のカードエリアで利用出来ずとも、(Suica/PASMO対応の店ではなく)SAPICAそのものに対応している店があるのではないか?
東京であれば北海道に関係する店舗でSAPICAを電子マネーとしてもしかしたら使えるかも?
と期待をしたのですが、残念ながら私が知っている店では使用することは出来ませんでした。

ただ、埼玉県には東京都には存在しない「北海道に関わる店」があります。
それはコンビニ「セイコーマート」です。(関東地方では茨城県にも店舗が存在するようです。)
そして埼玉県のセイコーマートでも支払い手段としてSAPICAが利用できました

残高を使い切ったりチャージも可能

訪問した埼玉県のセイコーマートではカード残高を使い切り、不足分を現金払いすることも出来ました。
またチャージも可能なようです。
(世の中には、交通系ICカードで支払い可能であるものの不足分を現金払いできないお店も存在し、支払いできてもチャージ出来ないというお店も存在するので、エリア外でもこの対応はありがたいですね。)
これで残額は0円になり損をせずに済みひと安心。

埼玉県内のセイコーマートでSAPICAの残高を使い切った

以上、埼玉県内でSAPICAを使う方法でした。