BOSE QuietComfort 15は2009年9月30日に発売されたノイズキャンセリングヘッドホンです。
BOSE QuietComfort 25は2014年9月19日に発売されたノイズキャンセリングヘッドホンです。
というわけで、今更なのですが……QC15とQC25の比較です。

なお、音楽用語やオーディオ用語は知らない素人意見です。
読みづらいかと思いますが、その点はご了承下さい。

経緯

QuietComfort 15 壊れる

10年以上愛用し続けて来たQuietComfort 15がついに壊れて片側から音が出なくなってしまいました。

ノイズキャンセリングヘッドホンはQuietComfort 2から使い始め、QuietComfort 15を購入して以降は、SONY MDR-NC600DやSENNHEISER HD450BTなども購入して来ましたが……。

・ドンシャリな音が好き
・しっかりしたノイズキャンセリングが欲しい
・乾電池なら充電バッテリーの経年劣化を気にしなくて良い

という点から、QuietComfort 15が自分の中で一番という状況が変わることはありませんでした。

QuietComfort 25 購入

QuietComfort 15の後継の最新機種と言えば、今はQuietComfort 35 II ですが、値段が高い。
移動して使うことが無いのでワイヤレスである必要が私にはありません。
音は35と35 IIでは同一というレビューをいくつか目にし、35は以前からのBOSEらしい音では無い中音域寄りの音だというのを見て選ばないことにしました。
(レビューを見ていると、25と35は近い音だという意見も目にしました。)

バッテリーもそうです。
QuietComfort 15を10年以上をも使ってきたことを考えたら、乾電池のほうが安心できたので、QuietComfort 25 を購入しました。
スマートフォンやスマートウォッチなど、今年は4つも分解してバッテリー交換しました。
機器としてはまだまだ使えるのにバッテリーの劣化で使えなくなってしまうのはとても残念です。
修理に出せば高く付き、自分でやれば激安ですが素人なので傷付けてしまうこともよくあります。
ヘッドホンは日常的に使い続けるものなので最初から乾電池式のほうがありがたいのです。

なお、今回は結局修理(交換)にはせず25を買い足しましたが、2020年10月時点ではBOSEにQuietComfort 15修理に出すと、すでに修理受付していない機種なので約2.5万円でQuietComfort 25に交換することが出来ました。
15や35を選ぶことはできず、25のみでした。
数年前時点では約1.7万円で交換できるとの情報もありましたが、2020年10月時点では約2.5万円でした。

再び QuietComfort 15 購入

しかし、QuietComfort 25には不満を感じ慣れることも出来ず、結果として中古のQuietComfort 15を購入することにしました。
どのような違いがあったのかは下記の通りです。

比較

機能や作りの違い

あまり違いはありませんが、下記の違いがありました。

・25は耳の部分(音の出る部分)を内側に折りたたむことが出来る
→15よりもコンパクトにして持ち運べます。
⇒ですが、持ち運ばない私には不要な機能でした。

・ケーブルにプレイヤーコントロール(再生ボタンなど)が付いている
→製品の種類としてApple用とそれ以外用のラインナップがありますが、ケーブルの違いです。本体には違いは無いようです。ケーブルの太さも15に比べて25は太くなりました。
⇒ですが、オーディオミキサーに接続している私には不要な機能でした。むしろ、25はプラグが4極なのでわざわざ4極→3極変換をかます結果となってしまいました。

・25は電池が切れても再生することが出来る
→音質はひどくノイズキャンセリングも無効になってしまいますが、電池が交換できない状況でまったく音が出ないよりは良いと思う人も居るでしょう。
⇒ですが[その1]、電池切れ時のプツプツと無音になるスピード(テンポ)が15より25のほうが遅くなっています。15ならばプツ→プツ→プツといった感じが、25ではプツ→無音→プツ→無音→プツみたいな感じです。乾電池をすぐに抜いてしまえば音は出ますが、あとちょっとで話が聞き終わるといったタイミングでは25では聞き取ることが出来ず残念な感じです。
⇒ですが[その2]、私はオーディオミキサーにヘッドホンを接続していて、ミキサーには色々な機器を接続しているので、ヘッドホンを外して静かにしたいときでも操作音などがQuietComfort 25から僅かに聞こえてきてしまい、電池切れでも聞こえる機能はむしろ余計なお世話でした。

・25ではヘッドバンドの表面が合皮ではなくなった
→15では経年劣化と共にボロボロとゴミが出て来てしまっていたので、これだけは助かりました。
⇒もっとも15も合皮を取り除いてしまえば何の問題も無く使い続けることが出来ていますが。

音量や音質の違い

※オーディオには詳しくない素人意見です。
※分岐ジャックに2つ同時に接続して、2つ同時にオンにした状態で[*]、それぞれ聴き比べました。ミキサーからは同じ音量・音質で出力されています。
(*QuietComfort 25はオフの状態でも音が出ますので、オフにしてしまうとQuietComfort 15の音量が下がってしまうためです。)

QuietComfort 15

・音量は25に比べて出ます。
・高音はすっきりと聞こえ、かといって痛く刺さるという感じでも無く、豊かといった感じを受けます。
・中音域というのでしょうか。人の声がやや小さく聞こえ、詰まったような感覚を覚えます。
・低音は25と同じ程度です。非常に十分な重低音という感じはしませんが、必要以上の明確な低音という感じです。
(他メーカーとの比較になってしまいますが、SONY MDR-NC600Dよりも強く出ており、SENNHEISER HD450BTよりはハッキリ劣る感じです。)

QuietComfort 25

・音量は15に比べて出ません。
・高音はあまり伸びないというよりは、中~高音の間ぐらいの音が出ていない感じを受けます。高い高音は出ていないわけではなく、丸い角が無い感じがします。
・中音域というのでしょうか。人の声が霞がかったようなこもった感じに聞こえます。15よりこの音域は大きく聞こえます。
・低音は15と同じ程度ですが、こちらのほうが出ている印象を受けてしまいます。なぜなら他の音域がハッキリしないのに対して低音はハッキリ聞こえるためです。

ノイズキャンセリングの違い

※「音量や音質の違い」と同じ状況下で比較しました。風も同じ角度と強さでヘッドホンに当てて比べました。
25のほうが性能が上がっているいうレビューを読んていたので、その先入観でいたのですが、意外な結果となりました。

・キャンセリングレベルはさほどの違いは無いが、総合的には15のほうがノイズキャンセリングされていると感じた。
・モーター音は25のほうが優れ、15のほうが劣る。15は中音域がより聞こえる。
・金属缶を叩く音などは若干15のほうが優れ、25のほうが劣る。
・風切り音は大きな違いがあり、15はサワサワと聞こえるに対し、25はザーと聞こえる。特に15は高音がカットされているのに対して25は高音が聞こえるので、25のほうがより不快な音で聞こえる。

まとめ

・15は解像度が高いようなハッキリした音に対し、25は途中に壁があるようなこもった音でした。
・15がドン!シャリ!とするならば、25はドン!もゎシャキみたいな…(変な表現ですみません)
・15は高音ノイズに対して優位で、25は低音ノイズに対して優位なのかもしれません(きちんと検証はしていません)

今回、交互に何度も聴き比べてみて、改めて「私の使用環境にあっているのはQuietComfort 15」で、音も「QuietComfort 15のほうが好きだな」と感じました。

※【注意】ポイント付与の仕組みや還元率等については投稿当時(2017年6月)の内容です。現在は異なる可能性があります。

一応地域ネタです。
埼玉県和光市在住なのですが、和光市内にはサミットストア、ウエルシア、ローソンが存在します。
よって、和光市に存在するこの3つについて取り上げてみました。

サミットストアではSuica払いでポイントカードよりも3倍もお得に

サミットストアには「サミットポイントカード」というポイントカードが存在します。
200円で1ポイント付与され、1ポイント1円として使用できます。
よって還元率は0.5%になります。

このポイントカードはクレジットカードや電子マネーで支払う際にはポイントが付きません。
よってSuicaで支払った場合はポイントは何も付きません。

しかし、Suicaでは、VIEWカードというクレジットカードでSuicaにチャージすると1.5%還元されます。
VIEWカードのポイント還元率は0.5%なのですが、Suicaへのチャージは3倍となるため1.5%になります。

よって、ポイントカード(0.5%)よりもSuica払い(1.5%)のほうが3倍もお得になります。

ビューカードとSuicaオートチャージについて

VIEWカードには入会金・年会費無料(※)のカードも存在します。
(※年1回以上のカード利用があることなどの条件を達成した場合に無料になります。)
オートチャージ設定しておけば駅の改札を通ったときに自動でチャージしてくれますので、いちいち手動でチャージしなくて済みます。

Suica一体型のVIEWカードでも、VIEWカード(クレジットカード)+個別のSuicaカードの組み合わせでも、リンク設定しておけばオートチャージが設定できます。
また、おサイフケータイ対応の携帯電話をお持ちの場合、モバイルSuicaアプリを入れてオートチャージ設定することができます。

VIEWカードもSuicaもJR東日本やその子会社が発行しているものになります。
和光市民ですと、和光市駅(東武鉄道管轄駅)、西高島平駅(都営)、成増駅(東武)、地下鉄成増駅(東京メトロ)、光が丘駅(都営)を利用し、JR線を使わない方もいるかと思います。
東武、メトロ、都営の改札を通った場合でもSuicaで改札を通ればオートチャージはされますので、JRを利用していなくても大丈夫です。

PASMOはどうなのか?

PASMOでも、鉄道各社がPASMO一体型クレジットカードを出しており、PASMOへのチャージでもポイントが付くクレジットカードがいくつもあります。
しかし、その還元率は多くは0.5%だったり、年会費が掛かったりと、VIEWカード+Suicaの組み合わせには敵わないようです。

ウエルシアではWAON払いで更にお得なパターン

ウエルシアではTカードが利用できます。
100円に1ポイントで、1ポイント1円相当ですので、1%の還元になります。

ウエルシアの嬉しいところは、電子マネー払いでもTカードが利用できる点です。
上記のサミットストアの例のようにSuicaで支払えば、Tカードの1%+Suicaの1.5%で、2.5%も還元されることになります。

WAON+イオンカードセレクトでもお得になる

WAONで支払うと200円に付き1ポイント、1ポイント=1円の価値ですので、還元率は0.5%になります。
Tカードのポイント還元率0.5%と合わせると1%となり、Tカード+Suicaの2.5%には敵いません。

しかし、イオンカードセレクト(※イオンカードではありません)では、WAONへのチャージ時もクレジットカードのポイントを得ることが出来ます。
その還元率は通常0.5%なのですが、下記の条件を満たすと1.5%になります。

  • 過去半年間に50万円以上イオンカードセレクトを利用していること
  • 5日・15日・25日のいずれかの日にイオンカードセレクトでWAONにチャージを行うこと

すると、Tカード 1%+WAON 0.5%+WAONチャージ 1.5%で、3%もの還元になります。

イオンカードセレクトの発行にはイオン銀行口座を開設することが必須となっていますが、年会費は無料です。
イオンカードセレクトでは、イオン銀行の普通預金金利が0.1%も上乗せされ、現時点ですと通常0.02%の金利が0.12%にもなります。
普通預金でこの金利は他の銀行ではあり得ない高さです。
イオン系列で良く買い物をする方は、イオンカードセレクトを持って、WAONにチャージするというのも手だと思います。

余談:
私の場合はTカード 1%+WAON 0.5%+WAONチャージ 0.5%で、2%の還元です。
よって、Suica払いのほうがお得なのですが、この記事を書くまでそのことに気付かず、ずっとWAONで支払っていました……。

ローソンではローソンPontaクレジットカードでポイント2倍

ローソンでは100円に付き1ポイントのPontaポイントが貯められます。
しかし、ローソンPontaクレジットカードで支払うとポイント付与が2倍になります。
よって、100円で2ポイントも付きます。

ローソンPontaカードの年会費は無料なので、単なるポイントカードであるPontaカードを持つよりも、ローソンPontaカードを持った方がお得です。

還元率が実質2倍も3倍にも

Pontaポイントは支払に使ってしまうと、1ポイント=1円にしかなりません。
しかし、ローソンに設置されたLoppiという端末で「お試し引換券」というものを発行すると、ポイントでお得に商品を手に入れることができます。

お試し引換券を利用するには、ローソンIDというものを登録しなければなりません。
ローソンIDは、通常のPontaカード(ポイントカード)でもローソンPontaカード(クレジットカード)でもPontaカードを持っていれば登録出来ます。
登録手続きが完了したあと、PontaカードをLoppiでスキャンさせてみてください。「お試し引換券」というメニューが出てくると思います。

お試し引換券が発行されている商品は限られており、また発行数量限定のものもありますし、自分自身が1日に使用できる引換券の数にも制限があります。
それでも、例えば100円で売られている商品が50ポイントや、更にお得な場合は30ポイントで引き換えられる場合もあります。30円相当で手に入ってしまうというわけです。

ローソンPontaカード+お試し引換券でお得に色々なものを手に入れることが出来ます。

アニメ「月がきれい」。
面白かたっというわけでもなく、むしろストレスフルな内容だったのに最終回まで見てしまいました。
しかし、最終回でも鉄道路線の不自然さを感じてなりませんでした。

以前に、後楽園からの帰路がおかしいとの話題を出しましたが、本川越駅(西武新宿線)や川越市駅(東武東上線)を中心とした範囲に暮らしているのではないかと推測しました。
しかし、最終回で茜は千葉県の市川に向かうにあたって、川越駅からJR川越線(川越(東)線)に乗車して市川に向かうのです。

JR川越駅から川越(東)線に乗車する

茜が乗車する川越線を見送る

川越駅は東武東上線の駅でもある

なぜ本川越駅や川越市駅ではなく、最終回は川越駅なのか?
それも疑問に感じるところではあるのですが、何らかの事情によって“川越駅を利用すること”が理にかなっているとしましょう。
しかし、川越駅から乗車できる鉄道はJR川越線だけではなく、東武東上線も利用できるのです。それもすべての優等列車が停車する、東武東上線に取っては池袋に次ぐ主要駅です。

川越線では一般的に遠回りで時間が掛かり運賃も高い

JRの運賃は高いですよね。負けず劣らず東武鉄道の運賃も高いです。しかし、JRは遠回りとなるのでその分運賃が高くなります。

JR川越線は川越駅で東西に分断されて、東西を直通する列車はありません。
茜が乗車した車両は川越駅から東側を走る川越線の車両(JR埼京線でも使用している車両)で、川越駅を出発した車両は大宮駅に向かいます。大宮駅までが川越線で、その後JR埼京線へと直通し、池袋、新宿、渋谷などの山手線の西側方面へとこの車両は向かいます。
川越駅から池袋駅へはまっすぐ向かうのではなく、一旦大宮駅に出ることになりますから、東上線に比べて遠回りになります。

一方で東武東上線は、おおよそ川越街道に沿う形で遠回りせずに池袋駅へ向かいます。
よって、山手線方面に出るのであれば東武東上線を利用するのが妥当です。

市川駅へ向かうとしたら

市川駅に向かう方法は様々あります。
その中でJR川越線に乗車して市川駅に向かう方法もあるにはあるのですが、メリットが見当たりません。

●東上線→丸ノ内線→中央総武緩行線
3社線:乗り換え2回、約1時間15分、874円(ICの場合)

●東上線(直通)有楽町線→中央総武緩行線
3社線:乗り換え1回、約1時間20分、847円(ICの場合)

●東上線→山手線→中央総武緩行線
2社線:乗り換え2回、約1時間20分、851円(ICの場合)

●川越線(直通)埼京線→中央総武緩行線
1社線:乗り換え1回、約1時間40分、972円(ICの場合)※きっぷ970円

●川越線(直通)埼京線→中央線快速→中央総武緩行線
1社線:乗り換え2回、約1時間25分、972円(ICの場合)※きっぷ970円

●川越線→高崎線→山手線→中央総武緩行線
1社線:乗り換え1回、約1時間25分、972円(ICの場合)※きっぷ970円

●川越線→京浜東北線→中央総武緩行線
1社線:乗り換え2回、約1時間40分、972円(ICの場合)※きっぷ970円

市川市であって市川駅では無かった場合は?

「市川」といっても「市川駅」とは限りません。千葉県市川市には数々の鉄道駅が存在しています。

もし市川真間や鬼越といった京成電鉄の駅を目指していたとしたら?

東武東上線で池袋駅に出て、JR山手線に乗り換えて日暮里駅を目指し、日暮里駅の連絡改札から京成電鉄本線に乗り換えるのが妥当でしょう。

川越から日暮里までの時間と運賃:

●東上線→山手線
乗り換え2回、約50分、628円(ICの場合)

●川越線→京浜東北線(赤羽乗り換え)
乗り換え1回、約60分、756円(ICの場合)

もし本八幡を目指していたら?

東武東上線は東京メトロ有楽町線に直通していますので、有楽町線の市ヶ谷駅を目指し、都営新宿線で本八幡まで目指すのが妥当でしょう。

●東上線(直通)有楽町線→都営新宿線
3社線:乗り換え1回、約1時間30分、783円(ICの場合)

●東上線→丸ノ内線→中央総武緩行線
3社線:乗り換え2回、約1時間20分、960円(ICの場合)

●川越線→京浜東北線→中央総武緩行線
1社線:乗り換え2回、約1時間40分、1144円(ICの場合)※きっぷ1140円

●川越線→上野東京ライン→山手線→中央総武緩行線
1社線:乗り換え3回、約1時間30分、1144円(ICの場合)※きっぷ1140円

もし妙典などの東西線の駅を目指していたとしたら?

東武東上線は東京メトロ有楽町線に直通していますので、有楽町線の飯田橋を目指し、東西線に乗り換えるのが妥当でしょう。

妙典までの時間と運賃:

●東上線(直通)有楽町線→東西線
2社線:乗り換え1回、約1時間30分、616円(ICの場合)

●川越線→上野東京ライン→銀座線→東西線
2社線:乗り換え3回、約1時間35分、993円(ICの場合)

●川越線→高崎線/宇都宮線(東北本線)→日比谷線→東西線
2社線:乗り換え3回、約1時間40分、993円(ICの場合)

もし市川塩浜などの京葉線の駅を目指していたとしたら?

市川塩浜までの時間と運賃:

●東上線(直通)有楽町線→京葉線
3社線:乗り換え1回、約1時間25分、832円(ICの場合)

●東上線→武蔵野線(直通)京葉線
2社線:乗り換え1回、約1時間25分、1046円(ICの場合)

●川越線(直通)埼京線→武蔵野線(直通)京葉線
1社線:乗り換え1回、約1時間45分、1144円(ICの場合)※きっぷ1140円

●川越線→上野東京ライン→京葉線線
1社線:乗り換え2回(※)、約1時間40分、1144円(ICの場合)※きっぷ1140円
※ただし、東京駅での乗り換え距離がとても長い

まとめ

どれをとってもJRを使う理由は無く、川越駅から乗車するなら東上線に乗車した方が合理的だと言えます。
後楽園の帰りに西武線の乗車シーンを描いたのもそうですが、あえて東上線を出さないようにしているようにしか思えません。
何か大人の事情があるとしか思えませんね。
嫌だなぁそういうの。

ちなみにJR川越線はJRになる以前に西武鉄道の路線廃止に影響を与えた歴史があるそうなので、両方描いたことは平等とも言えます。
しかしながらそんな西武鉄道とJR川越線は描いておいて、どちら(第7話、最終回)も合理的である東武東上本線は描かないのはやはり不自然としか思えないですね。

※2020/01/31括弧書きを追記

今期、「月がきれい」というアニメが放送されていますが、埼玉県川越市が舞台のオリジナルアニメ(原作コミックや原作小説が存在しないアニメ)ということで視聴してみました。
和光市から川越市内へは電車1本で/車などで川越街道を走れば行くことが出来る近場の観光地。また、都内から「川越市行き」の列車に乗って帰宅することもあるため、私たち和光市民にとっても「川越」は馴染みのある地名です。

ちなみに川越が舞台のアニメではありますが、テレ玉(埼玉県の地域テレビ局)では放送されていないようです。
東京MXテレビ(東京都の地域テレビ局)やBS11(全国放送の衛星テレビ局)、または動画配信サイトで視聴することが出来ます。

視聴して感じた疑問

未視聴者には少しネタバレですみません。
第7話(放送8回目)では後楽園からの帰途につくシーンが描かれていますが、このシーンのとある部分に疑問を持ってしまいました。
西武鉄道車両に乗車しているのはおかしくはないか?と。

第7話(放送8回目)での帰りの電車内

どこまで帰るのか?

後楽園駅から何駅まで向かうのか?それによっては西武鉄道の車両に乗ることもおかしくはありません。
第6話(放送6回目)を見ると、安曇小太郎が出版社に出向く際に西武新宿線の「本川越駅」から乗車しているシーンが描かれています。
つまり、自宅最寄りの西武鉄道の駅は「本川越駅」であると考えられます。
登場人物の生徒は皆、同じ川越市立中学校に通学していることから、他のメンバーも同様に「本川越駅」の近くに住んでいると考えられます。

第6話(放送6回目)では本川越駅から乗車している

西武「本川越駅」と東武「川越市駅」は近い

ここで抑えておきたいポイントがあります。
西武鉄道新宿線の本川越駅(ほんかわごえ)と東武鉄道東上本線の川越市駅(かわごえし)は歩いて行けるほど距離が近いということです。

帰宅に使える駅が2つある

よって、登場人物達は自宅に帰るにあたって「本川越駅」でも「川越市駅」でもどちらの駅に向かっても良いということになります。

後楽園から川越市内には東武東上線「川越市駅」下車が安くて早い

後楽園駅から帰宅するにあたり、一般的な考え方をすれば「安くて」「早い」ルートが選ばれるのが普通かと思います。
常識的に考えるパターンをそれぞれ調査してみました。

後楽園から川越市内への4つのルート

ルートは4つある

前述の通り、登場人物達が帰宅するにあたっては「本川越駅」と「川越市駅」の2つ選択肢があります。
この2つの駅に向かう方法を調べてみたところ、4つのルートが考えられることがわかりました。
※遠回りをすればもっと多くのルートは存在します。

本川越駅と川越市駅の利便性は?

本川越駅は西武新宿線の終着駅ですので、この駅を通るすべての列車が停車します。
川越市駅は東武東上線の途中駅ですが、この駅を通る“下り列車”はすべての列車が停車します。
ただし、有料で着席保証のTJライナーの上り列車だけは川越市駅を通過します。

今回の場面は後楽園からの帰宅で下りですので、いずれの路線でもすべての列車が停車します。

4つのルートの詳細

<4ルート共通の区間>
後楽園駅 ←東京メトロ丸ノ内線→ 池袋駅

<個別の区間>
ルート①:
池袋駅(乗り換え) ←東武東上線→ 川越市

ルート②:
池袋駅(改札内乗り換え) ←東京メトロ副都心線:東武東上線直通→ 川越市

ルート③:
池袋駅(改札内乗り換え) ←東京メトロ副都心線:西武線直通→ 所沢駅(改札内乗り換え) ←西武新宿線→ 本川越駅

ルート④:
池袋駅(乗り換え) ←西武線池袋線→ 所沢駅(改札内乗り換え) ←西武新宿線→ 本川越駅

乗り換えが一番楽なルートは①東上線

4つのルートのうち、乗り換えが一番楽なルートはどれか?
乗り換え回数で見ると ① と ② がそれぞれ池袋駅での乗り換え1回だけで済むことになります。
ルート②では改札内乗り換えなので、ルート①よりも有利……かと思われるかもしれません、実は①が一番楽なのです。

丸ノ内線ホームと副都心線ホームは連絡通路で繋がっているのですが、やや距離が離れています。
また、丸ノ内線は浅くところを、副都心線は深いところを走行しているため、地下深くに降りなければなりません。

丸ノ内線ホームから改札口までは階段を上がればすぐで、丸ノ内線改札口の目の前には東武東上線の改札口があります。
東上線改札口からホームへは、また階段を上がらなければなりませんが、それでも副都心線より近い場所にあります。

一方、西武池袋線への乗り換えですが、離れた位置にあるためだいぶ歩くことになり、その分時間もかかることになります。

座って帰れるルートは①東上線

西武池袋線と東武東上線は池袋駅が始発駅(終着駅)です。
つまり、ルート①とルート④では、待てば必ず座れるのですが、ルート④では所沢駅で西武新宿線に乗り換えなければなりません。
よって、ルート①ならば池袋駅からは自宅最寄り駅までずっと座ったままで居られることになります。

早いルートは①東上線、運が良ければルート②副都心線&東上線も

各ルートの所要時間はそれぞれ下記の通りです。

ルート①東上線     :約50分
ルート②副都心線&東上線:約60分(運が良ければFライナーで50分)
ルート③副都心線&西武線:約80分
ルート④西武線     :約70分

ただここで、ルート②でも約50分しかかからない場合があります。
それは池袋駅での乗り換えで、副都心線「Fライナー」に乗れた場合です。
Fライナーとは、横浜高速鉄道みなとみらい線の元町・中華街駅を出発し、東急東横線内を特急として走り、東京メトロ副都心線内は急行で、そして東武東上線または西武有楽町線&池袋線に直通する列車です。
東上線内は急行として運行し、川越市駅やその先の森林公園駅まで向かいます。

運行時間帯は日中に限られ、東上線直通のFライナーは約30分に1本しか運行されていません。
運が良ければ早く着くことができます。

ルート③でも同様に池袋線内は快速急行として運行し早く着くことができますが、所沢駅で西武新宿線に乗り換えなければなりません。

安いルートは②副都心線&東上線

各ルートの運賃はそれぞれ下記の通りです。

ルート①東上線     :きっぷ(現金)640円、PASMO(ICカード)628円
ルート②副都心線&東上線:きっぷ(現金)550円、PASMO(ICカード)545円
ルート③副都心線&西武線:きっぷ(現金)640円、PASMO(ICカード)627円
ルート④西武線     :きっぷ(現金)640円、PASMO(ICカード)628円

東京メトロは長距離であるほど運賃がお得になる傾向があります。
池袋駅で私鉄(西武、東武)に乗り換えるよりも、小竹向原(西武有楽町線に接続)や和光市(東武東上線に接続)まで東京メトロに乗ったほうがお得になります。
よって、一番長く東京メトロ線を利用するルート②が一番運賃が安くなります。

何を重視しても「川越市駅」が目的地となる

上記を踏まえ、疲れているから楽をして早く帰りたいといった場合はルート①、お小遣いが少ないから可能な限り安く帰りたいといった場合はルート②となり、いずれのルートにしても川越市駅へ向かうことになります。

安曇小太郎の金銭感覚

安曇小太郎ならば上記のどのルートを選びそうか?
第6話(放送6回目)にそのヒントが隠されています。

ICカードではなく現金できっぷを購入

第6話(放送6回目)では本川越駅から西武新宿まで向かう場面が描かれています。
東京やその近郊の鉄道では多くの場合で“きっぷ”よりも“ICカード”で乗車した方が安くなる傾向があります。
しかし、安曇小太郎は現金で470円のきっぷを購入しています。
ICカードは持っていないようです。

第6話(放送6回目)では現金で購入

第6話(放送6回目)では切符を購入

交通系ICカードは千円単位で前払いでチャージしなければならないですし、中学生のお財布事情では難しいのかもしれませんね。

470円は高いという金銭感覚

同じく第6話(放送6回目)のきっぷ購入シーンで、安曇小太郎は「高っけー」と言っています。
往復で940円もしますから、中学生にとっては結構な出費なのかもしれません。

やはりルート①かルート②を選ぶのではないだろうか

早くて楽なルートは①、安いルートは②だとわかりました。
第7話(放送8回目)での帰りの電車内のシーンを見ると、安曇小太郎は水野茜が隣にいるにも関わらず寝ているので、相当疲れている様子がうかがえます。
金銭感覚から言えばルート②になるのでしょうが、楽できるルート①を選ぶ可能性もあるのではないかと考えられます。
よって、やはりルート①かルート②を選ぶのではないだろうかと思います。

しかし……。

第7話(放送8回目)での帰りの電車で疲れている様子

乗車していた西武車両

横からのシーンしかありませんが、帰りの電車は西武6000系に乗車しているように見えます。
それは、外からのシーンだけではなく、中の座席を見ても西武6000系である可能性が高いように思います。

第7話(放送8回目)での乗車している車両の外観

西武6000系に乗車できる可能性はルート③④だけではない

西武6000系だから西武線を利用している。
そう決めつけるのはまだ早いかもしれません。

西武線を使うルートは、西武池袋線や西武新宿線を利用するルート③またはルート④となりますが、ルート②でも西武6000系に乗れる可能性があります。

ルート②は、丸ノ内線&副都心線&東上線というルート。
西武線は利用しないルートですが、このうち副都心線で西武6000系に乗れる可能性があります。
東京メトロ副都心線と西武線は相互直通運転を行っており、各々の鉄道会社の車両が、相手方の線路を運行することがあるのです。

西武6000系で言えば、副都心線内は渋谷~小竹向原~和光市を走行します。
西武線からの直通列車は小竹向原から副都心線に乗り入れて渋谷方面へと向かい、和光市とは関係無さそうに思いますが、現実としては西武6000系車両は和光市まで乗り入れています。

音まで聞くとルート②はあり得ないことがわかる

ルート②でも西武車両に乗り合わせる可能性があることはわかりましたが、アニメにはもう2つ注目すべきポイントがありました。

1つは地上を走行していること

当該シーンでは西武6000系が走行している場面は地上であることが確認できます。

ルート②でも、地上区間は存在します。
地下鉄成増駅を出て、白子川を超えるあたりから和光市駅に至るまでは地上区間となります。

1つは踏切の音がしていること

当該シーンの音を聞くと踏切の音がしています。
しかし、ルート②の地上区間、地下鉄成増駅から和光市駅までに踏切は存在しません。

よって、アニメのシーンはルート②はあり得ないとわかりました。

電車は、事故などで運用が変更されて、普段は走らない区間を走ることがあります。
例えば普段は東京メトロ線内渋谷~和光市を走行している東急の車両が、有楽町線新木場に向かうということは過去にありました。
しかし、西武車両が東上線内を走行することは過去にもないようですので、特殊ケースでもなさそうです。

東上線も出てくる

作中には実は東武東上線も登場しています。
第1話(放送1回目)で東上線が踏切を通過するシーンがあります。
よって、西武鉄道に限定して登場させているわけではなさそうです。

第1話(放送1回目)では東武東上本線も出てきた


……でも、こんな車両存在しないような(?)
・大きな窓が中央で2つに分離されている。(東上線の濃いめの赤いラインの車両では、たいていの場合は窓は完全に2つに分かれている。)
・扉の左右(横)に小窓がそれぞれある。(東上線ではこのような小窓がある車両は無いような…?)
・方向幕のすぐ左にランプまたはスピーカーらしくものがある。(記憶が定かではないですが、すぐ左にはなかった気がします。)

まとめ

上記までの通り、西武線に乗るメリットは何もありません。
しかし、同様に上記の通り、西武線を利用するルートで乗車しない限りは、アニメで出て来た車両&地上&踏切の組み合わせはあり得ません。

よって、アニメ「月がきれい」第7話(放送8回目)で、後楽園からの帰るルートは現実的ではなく不自然であると結論づけたいと思います。

ただ、西武線を使うルートは絶対にあり得ないかというと、東上線が運転を見合わせてしまい振り替え輸送で利用するパターンはあるかとは思います。

※フィクションなのに、時間を掛けて自分は一体何をやっているのだろうと……。無駄にしてしまった時間については考えないことにしました。

※2020/01/31括弧書きを追記