人生3度目の難聴になりました。
検査の結果、今時点は聴力に問題は無いのですが、耳鳴りは続いています。
突発性難聴の類は原因不明の病気で、確固たる治療法が確立されてもいない病気です。

左右一度ずつ難聴にを経験し、1度目が右で、2度目は左、3度目の今回は右耳です。
2008年3月に初回、2009年5月に2回目、そして今回2017年6月に3回目。
過去2回は和光耳鼻咽喉科医院にお世話になり、今回は大森耳鼻咽喉科医院に行ってみましたので、それぞれの出来事を記しておこうと思います。

なお、過去2回(和光耳鼻咽喉科医院)については随分前のことですし、あまり記憶にないのでその点ご了承下さい。

1~2回目の難聴は和光耳鼻咽喉科医院へ

はじめて難聴になったのは2008年3月。
平日月曜日の午前、仕事をしている時に突然右耳が聞こえづらくなり、慌てて帰宅して病院に駆け込みました。
2回目は2009年5月。
土曜日の夕方に耳が詰まっているような感じがして、難聴だとはっきりしたのは夜でした。
月曜日朝に病院へ行っています。

母子が多数

和光耳鼻咽喉科医院は和光市駅南口にあります。
和光耳鼻咽喉科医院はお子さん連れの母子が多かった印象です。耳の症状で受診に訪れているのに対して、周囲は風邪気味の人が多数。
病気を移されないかと心配になったのを覚えています。
幼い子供も多く、中音域が聞こえづらいときに子供のわめき声だけはハッキリ聞こえて辛かったことも覚えています。

院内や先生は

今はわかりませんが当時の院内はきれいでした。
先生は曜日によって異なるようですね。
担当の先生は1度目も2度目も若めの男性の先生でした。
対応については…すみません。覚えていません。
ただ、印象に残っていなかったということは普通の対応だったのかと思います。

聴力検査設備あり

鼻から薬を送り込む機材が並んでいたので、風邪の症状に力を入れている医院のようですが、聴力検査が出来る設備もきちんとありました。
音が響かない小さな箱のような部屋に入って聴力検査をするのですが、子供の泣き声は少し聴こえてきて、もう少し静かにならないかな…とは思いました。

薬は出た

2回とも薬の処方箋が出ました。2回とも同じ薬だったかと思います。
「アデホスコーワ60」「メチコバール」です。Wikipediaの突発性難聴のページにも書かれている薬ですね。

この薬が効いたのかどうかはわかりません。
1度目は薬を飲んで寝たところ症状が回復し、数日以内に完治しています。
2度目は症状が悪化したりと波がありながらも1ヶ月ぐらいで治りました。

来院せよとの連絡

治ったかどうかしっかり調べたほうが良いから来院して下さいと連絡がありました。
それも「できれば来て欲しい」というよりは「来るべきである」というような感じでした。
治ってしまえば患者としてはそれまでで、治った後も病院に出向くことは時間も用意しなければならず面倒なことです。
良く言えば親切ではあるのですが……、通院はタダではないので行きませんでした。

病名は

1度目は記憶が曖昧なのですが、病名は「突発性難聴」だと伝えられたかと思います。ネットでの情報を見ても症状が同じでした。
2度目は病名は伝えられませんでした。急性低音障害型感音難聴ではないかと思っています。(確証はありません。)

3回目の難聴は大森耳鼻咽喉科医院へ

3度目の今回の難聴(2017年6月)は、土曜日の就寝前に感覚に違和感があり、寝れば治るだろうと思いながら就寝。
日曜日の起床時に難聴になっていると気付きました。
夕方時点でほぼ治ったように感じるものの、静かなところにいると右耳だけ小さな耳鳴りがし、火曜日朝の今時点も続いています。

和光耳鼻咽喉科医院は来いと言われても行かなかった経験があるため面倒事は避けたく、今回は月曜日の午前に大森耳鼻咽喉科医院で診察を受けることにしました。
大森耳鼻咽喉科医院は和光市駅北口すぐのところにあります。

インターネットのクチコミは

一応、和光耳鼻咽喉科医院と大森耳鼻咽喉科医院のクチコミを複数サイトで調べてみました。
どちらも良い意見もあれば、もう二度と行かないといったような悪い意見もあり、どっちもどっち。
ただ、和光耳鼻咽喉科医院は混雑しているという情報があり、大森耳鼻咽喉科医院は処方が適切だという意見があった違いはありました。

空いているけれど

月曜日の午前だというのにとても空いていました。
母子は1組。男性高齢者や、女性の中年など、年齢層もバラバラ。
順番待ちの席は十分なパーソナルスペースを確保して座ることが可能でした。
しかし、人数に対して呼ばれるまでの時間は結構掛かりました。

院内や先生は

院内はやや古びた感じです。
ポスターなどもよれて破れていました。
古いだけではなく、和光耳鼻咽喉科医院ほど設備の数が整っていないようにも見えました。

先生は、和光耳鼻咽喉科医院とは異なり交代制ではなく大森耳鼻咽喉科医院の先生は1人のようです。
高圧的で、あまり患者に向き合う気がない人でした。

例えば…
私 「土曜日の就寝前に違和感がありました。」
先生『違和感って何?それではわからない。聞こえなかったの?』
私 「音を聞いていたわけではないので、聞こえづらかったというわけではなく、感覚に違和感がありました。」

例えば…
私 「静かなところにいると耳鳴りがします。」
先生『高い音?低い音?』
私 「どちらもないです。」
先生『キーンという音?』
私 「高くは無いのですが、強いて言うならキーンでしょうか……。」
先生『それじゃあ高音だね。』

 ※なお、音が聴こえづらかったときに、聞こえづらかった音域は中音域でした。耳鳴りも高音とは言い難い音です。

文字だけではわかりにくいですが、抑揚とかも含めて人の話を聞こうとする口調ではなく、「だから何なんだ」という気持ちが表れている人の口調に近かったです。
インターネットの口コミを見てある程度可能性は見ていたので、怒る気になったり嫌な感じにはならなかったのですが、終始こんな感じであったので「ああ、これでは人も来ないよね……。」と客観的に見ていました。
医者とは信頼がすべてなのに、勿体ない先生です。しかしこれでも生活していけているというのは、それだけ医者は儲かるのかもしれません。

聴力検査設備あり

和光耳鼻咽喉科医院と同じく、 聴力検査設備はありました。設備には特に違いはなく、どこでも見る感じのものでした。
ただ、検査の数や時間が長かったです。しっかり検査してもらえた感じがしました。

薬は出なかった

聴力検索をした結果はその場ですぐに出て、聴力に異常はないとのことで「薬は出さないでおく」と言われました。
結果として耳鳴りは今も続いていますし、突発性難聴は早期の治療が大切だと言われているので、薬が出ないことは大きな不安です。

もしかしたら論理的な先生なのかもしれませんが、人の気持ち/心理についてはわかっていない先生なのかもしれません。

また、気になる発言として先生が「本当に原因に心当たりは無い?」と聞いてきたことです。
突発性難聴は原因不明の難聴です。心当たりなどあるわけがありません。

まとめ

どちらが良いとハッキリとは言える感じではなかったです。
大森耳鼻咽喉科医院の先生のほうがもしかしたら経験を積まれているかもしれません。
ただ、個人的には二択ならば、特に「難聴」という分野に関しては和光耳鼻咽喉科医院に行きたいと思いました。